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鳥取大学/2001年度/前期

鳥取大学 2001年 数学 第IV問解答・解説

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1問題

鳥取大学2001年度第IV問

関数 f(x)=x∣x2−1∣f(x)=x\left|x^{2}-1\right| について,次の問いに答えよ。

(1) 関数 y=f(x)y=f(x) のグラフの概形を示せ。

(2) 関数 y=f(x)y=f(x) の極大値と極小値をすべて求めよ。

(3) 曲線 y=f(x)y=f(x) 上の原点における接線の方程式を求めよ。

(4) (3)で求めた接線と曲線 y=f(x)y=f(x) で囲まれた図形の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1) 絶対値の中身の符号で分けると f(x)={x3−x(∣x∣≧1),x−x3(∣x∣≦1).f(x)=\begin{cases}x^3-x&(|x|\ge1),\\x-x^3&(|x|\le1).\end{cases} したがって外側では f′(x)=3x2−1>0f'(x)=3x^2-1>0,内側では f′(x)=1−3x2f'(x)=1-3x^2 である。左から順に,増加 x<−1x<-1,減少 −1<x<−1/3-1<x<-1/\sqrt3,増加 −1/3<x<1/3-1/\sqrt3<x<1/\sqrt3,減少 1/3<x<11/\sqrt3<x<1,増加 x>1x>1 となる。零点は −1,0,1-1,0,1,原点対称であり,x→±∞x\to\pm\infty で f(x)→±∞f(x)\to\pm\infty。これと以下の極値点を結ぶ概形は添付の graph.png のとおり。

(2) x=±1x=\pm1 では微分できないが,増減が切り替わるため極値をとる。極大値は x=−1x=-1 における 00 と x=1/3x=1/\sqrt3 における 2/(33)2/(3\sqrt3)。極小値は x=−1/3x=-1/\sqrt3 における −2/(33)-2/(3\sqrt3) と x=1x=1 における 00。

(3) 原点近くでは f(x)=x−x3f(x)=x-x^3 だから f′(0)=1f'(0)=1。よって接線は y=xy=x。

(4) 交点の xx 座標は 0,±20,\pm\sqrt2。原点対称なので右側の面積を2倍する。0≦x≦20\le x\le\sqrt2 では接線が上にあるから,求める面積は 2{∫01x3 dx+∫12(2x−x3) dx}=2(14+14)=1.\displaystyle 2\left\{\int_0^1x^3\,dx+\int_1^{\sqrt2}(2x-x^3)\,dx\right\}=2\left(\frac14+\frac14\right)=1.

この問題で使う考え方

  • 絶対値の場合分け
  • 増減表
  • 対称性による面積計算

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