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山口大学/2014年度/前期

山口大学 2014年 数学 第4問解答・解説

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1問題

山口大学2014年度第4問配点 50点

関数 f(x)=∫0x∣(t−1)(t−2)∣ dt−∣∫0x(t−1)(t−2) dt∣\displaystyle f(x)=\int_{0}^{x}\left|(t-1)(t-2)\right|\,dt-\left|\int_{0}^{x}(t-1)(t-2)\,dt\right| に対して、y=f(x) (x>0)y=f(x)\ (x>0) のグラフをかきなさい。ただし、グラフの凹凸は調べなくてよい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

まず符号付きの積分を H(x)H(x) とおくと H(x)=∫0x(t−1)(t−2) dt=x33−3x22+2x=x6(2x2−9x+12).\displaystyle H(x)=\int_0^x(t-1)(t-2)\,dt =\frac{x^3}{3}-\frac{3x^2}{2}+2x =\frac{x}{6}(2x^2-9x+12). 二次式 2x2−9x+122x^2-9x+12 は判別式が 81−96=−15<081-96=-15<0,二次の係数が正なので常に正。 従って x>0x>0 では H(x)>0H(x)>0 であり,∣H(x)∣=H(x)|H(x)|=H(x) としてよい。 よって f(x)=∫0x{∣(t−1)(t−2)∣−(t−1)(t−2)} dt.\displaystyle f(x)=\int_0^x\{|(t-1)(t-2)|-(t-1)(t-2)\}\,dt. 被積分関数は 1<t<21<t<2 でだけ −2(t−1)(t−2)-2(t-1)(t-2) となり,それ以外では0。 H(1)=5/6,H(2)=2/3H(1)=5/6,H(2)=2/3 を使うと f(x)={00<x≦1,−2x33+3x2−4x+531≦x≦2,13x≧2.\displaystyle \boxed{f(x)= \begin{cases} 0&0<x\le1,\\ -\dfrac{2x^3}{3}+3x^2-4x+\dfrac53&1\le x\le2,\\ \dfrac13&x\ge2. \end{cases}} 重複して記した端点では各式の値が一致する。 1<x<21<x<2 では f′(x)=−2(x−1)(x−2)>0f'(x)=-2(x-1)(x-2)>0 であり,f′(1)=f′(2)=0f'(1)=f'(2)=0。 従ってグラフは 0<x≦10<x\le1 で xx 軸上,(1,0)(1,0) から (2,1/3)(2,1/3) まで滑らかに増加し,x≧2x\ge2 では水平線 y=1/3y=1/3 となる。原点は定義域に含まない。図に示す。

この問題で使う考え方

  • 絶対値の場合分け
  • 二次式の符号
  • 定積分
  • 増減

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