本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

鳥取大学/2014年度/前期

鳥取大学 2014年 数学 第II問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

鳥取大学2014年度第II問

実数 a,b,θa,b,\theta に対して,行列 A,RA,R を以下のように定める。 A=(a−bba),R=(cos⁡θ−sin⁡θsin⁡θcos⁡θ)A=\begin{pmatrix}a&-b\\b&a\end{pmatrix},\qquad R=\begin{pmatrix}\cos\theta&-\sin\theta\\ \sin\theta&\cos\theta\end{pmatrix} また xyxy 平面内の相異なる2点 P0(px,py)P_0(p_x,p_y) および Q0(qx,qy)Q_0(q_x,q_y) を考える。0以上の整数 nn に対し,行列 AnA^n の表す1次変換による点 P0,Q0P_0,Q_0 の像をそれぞれ Pn,QnP_n,Q_n とし,2点 Pn,QnP_n,Q_n 間の距離を DnD_n とする。ただし A0A^0 は単位行列とする。

(1) D0D_0 を px,py,qx,qyp_x,p_y,q_x,q_y を用いて表せ。

(2) 正の実数 ss に対して,sR=AsR=A が成り立つとき,ss を a,ba,b を用いて表せ。

(3) DnD_n と D0D_0 の比 DnD0\displaystyle \frac{D_n}{D_0} を a,ba,b を用いて表せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • D0=(px−qx)2+(py−qy)2D_0=\sqrt{(p_x-q_x)^2+(p_y-q_y)^2}、s=a2+b2s=\sqrt{a^2+b^2}(正のssが存在する場合)、Dn/D0=1 (n=0)D_n/D_0=1\ (n=0)、(a2+b2)n/2 (n≧1)(a^2+b^2)^{n/2}\ (n\ge1)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 距離の定義から D0=(px−qx)2+(py−qy)2D_0=\sqrt{(p_x-q_x)^2+(p_y-q_y)^2}。相異なる点なので D0>0D_0>0。 (2) 正のssについて sR=AsR=A が成り立つとき、成分比較から scos⁡θ=a,ssin⁡θ=bs\cos\theta=a,\quad s\sin\theta=b。二乗して加えると s2=a2+b2s^2=a^2+b^2。s>0s>0より s=a2+b2s=\sqrt{a^2+b^2}。この条件を満たす場合はa,bが同時に0ではない。 (3) 原文でnは00以上の整数。n=0n=0ならA0A^0は単位行列なのでDn/D0=1D_n/D_0=1。n≧1n\ge1では任意のベクトル(x,y)(x,y)に対して (ax−by)2+(bx+ay)2=(a2+b2)(x2+y2)(ax-by)^2+(bx+ay)^2=(a^2+b^2)(x^2+y^2) だから、Aを1回作用させるたびに距離はa2+b2\sqrt{a^2+b^2}倍される。従ってDn/D0=(a2+b2)n/2 (n≧1)D_n/D_0=(a^2+b^2)^{n/2}\ (n\ge1)。a=b=0a=b=0の場合もn≧1n\ge1ならこの値は0であり、n=0n=0の値は単位行列の定義から1。000^0は用いない。

この問題で使う考え方

  • 行列の成分比較
  • 回転による距離保存

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。