本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

和歌山県立医科大学/2015年度/前期

和歌山県立医科大学 2015年 数学 第2問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

和歌山県立医科大学2015年度第2問

(1) aa は実数で 0≦a≦π0\leq a\leq\pi とする。0≦θ≦π,sin⁡(π4a2+π4)+cos⁡θ=0\displaystyle 0\leq\theta\leq\pi,\quad \sin\left(\frac{\pi}{4}a^2+\frac{\pi}{4}\right)+\cos\theta=0 を満たす θ\theta を求めよ。

(2) 連立不等式 0≦x≦π,0≦y≦π,sin⁡(π4x2+π4)+cos⁡y≧0\displaystyle 0\leq x\leq\pi,\quad 0\leq y\leq\pi,\quad \sin\left(\frac{\pi}{4}x^2+\frac{\pi}{4}\right)+\cos y\geq0 によって表される xyxy 平面上の領域を図示せよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • α=π4(a2+1),θ={π/2+απ/4≦α≦π/2,3π/2−απ/2≦α≦3π/2,α−3π/23π/2≦α≦5π/2,7π/2−α5π/2≦α≦π(π2+1)/4.0≦x≦π,0≦y≦g(x),g(x)={π(x2+3)/40≦x≦1,π(5−x2)/41≦x≦5,π(x2−5)/45≦x≦3,π(13−x2)/43≦x≦π.\displaystyle \alpha=\frac{\pi}{4}(a^2+1),\qquad \theta=\begin{cases} \pi/2+\alpha&\pi/4\le\alpha\le\pi/2,\\ 3\pi/2-\alpha&\pi/2\le\alpha\le3\pi/2,\\ \alpha-3\pi/2&3\pi/2\le\alpha\le5\pi/2,\\ 7\pi/2-\alpha&5\pi/2\le\alpha\le\pi(\pi^2+1)/4. \end{cases} \quad 0\le x\le\pi,\quad 0\le y\le g(x),\qquad g(x)=\begin{cases} \pi(x^2+3)/4&0\le x\le1,\\ \pi(5-x^2)/4&1\le x\le\sqrt5,\\ \pi(x^2-5)/4&\sqrt5\le x\le3,\\ \pi(13-x^2)/4&3\le x\le\pi. \end{cases}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

α=π4(a2+1)\displaystyle \alpha=\frac{\pi}{4}(a^2+1) とおく。0≦a≦π0\le a\le\pi より π4≦α≦π4(π2+1)\displaystyle \frac{\pi}{4}\le\alpha\le\frac{\pi}{4}(\pi^2+1) であり、3<π<113<\pi<\sqrt{11} から 5π2<π4(π2+1)<3π\displaystyle \frac{5\pi}{2}<\frac{\pi}{4}(\pi^2+1)<3\pi である。

(1) 式は cos⁡θ=−sin⁡α\cos\theta=-\sin\alpha である。0≦θ≦π0\le\theta\le\pi では cos⁡θ\cos\theta は単調に減少し、値から θ\theta が一意に定まる。各区間で三角関数の加法定理を用いると θ={π2+α(π4≦α≦π2),3π2−α(π2≦α≦3π2),α−3π2(3π2≦α≦5π2),7π2−α(5π2≦α≦π4(π2+1)).\displaystyle \theta=\begin{cases} \frac{\pi}{2}+\alpha&\left(\frac{\pi}{4}\le\alpha\le\frac{\pi}{2}\right),\\ \frac{3\pi}{2}-\alpha&\left(\frac{\pi}{2}\le\alpha\le\frac{3\pi}{2}\right),\\ \alpha-\frac{3\pi}{2}&\left(\frac{3\pi}{2}\le\alpha\le\frac{5\pi}{2}\right),\\ \frac{7\pi}{2}-\alpha&\left(\frac{5\pi}{2}\le\alpha\le\frac{\pi}{4}(\pi^2+1)\right). \end{cases} 実際、各式を右辺に代入すると cos⁡θ=−sin⁡α\cos\theta=-\sin\alpha となり、どれも指定範囲 0≦θ≦π0\le\theta\le\pi を満たす。

(2) α=π4(x2+1)\displaystyle \alpha=\frac{\pi}{4}(x^2+1) とおくと、(1)の境界角は x=1,5,3x=1,\sqrt5,3 でそれぞれ π,0,π\pi,0,\pi となる。したがって境界を y=g(x)y=g(x) と書けば g(x)={π4(x2+3)0≦x≦1,π4(5−x2)1≦x≦5,π4(x2−5)5≦x≦3,π4(13−x2)3≦x≦π.\displaystyle g(x)=\begin{cases} \frac{\pi}{4}(x^2+3)&0\le x\le1,\\ \frac{\pi}{4}(5-x^2)&1\le x\le\sqrt5,\\ \frac{\pi}{4}(x^2-5)&\sqrt5\le x\le3,\\ \frac{\pi}{4}(13-x^2)&3\le x\le\pi. \end{cases} 各区間で cos⁡y\cos y は減少するから、sin⁡α+cos⁡y≧0\sin\alpha+\cos y\ge0 は y≦g(x)y\le g(x) と同値である。よって求める領域は 0≦x≦π, 0≦y≦g(x)0\le x\le\pi,\ 0\le y\le g(x) の部分である。境界は次の5点を通る。 (0,3π/4),(1,π),(5,0),(3,π),(π,π(13−π2)4).\displaystyle \begin{gathered} (0,3\pi/4),\quad(1,\pi),\quad(\sqrt5,0),\\ (3,\pi),\quad\left(\pi,\frac{\pi(13-\pi^2)}4\right). \end{gathered} これら4つの放物線弧をつなぎ、その下側を塗る。接続点では角があり、境界全体が滑らかにつながるわけではない。境界も領域に含む。

x軸・y軸と原点Oがある図で、両軸の正方向に矢印がある。青い曲線はy軸の3π/4から(1,π)へ上がり、(√5,0)へ下がって(3,π)へ再び上がり、x=πの右端へ下がる。曲線とx軸、y軸、右端の縦線で囲まれた部分が淡紫色で塗られ「求める領域」と記されている。y=πとx=1、x=3に破線があり、x軸に1、√5、3、π、y軸に3π/4、πが記され、2頂点(1,π)、(3,π)とそれらのx軸上の足、x軸上の(√5,0)、右端に黒丸がある。

青い部分が求める領域である。右端の境界点の高さは π(13−π2)/4\pi(13-\pi^2)/4 であり、図の4本の曲線は上に示した g(x)g(x) の各式をそのまま描いている。

この問題で使う考え方

  • 三角関数の加法定理
  • 三角関数の周期・グラフ
  • 不等式の表す領域
  • 二次関数のグラフと頂点

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。