和歌山県立医科大学/2019年度/前期
和歌山県立医科大学 2019年 数学 第2問解答・解説
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1問題
(1) が実数となるような複素数 全体を,複素数平面上で図示せよ。 (2) 複素数 が0以外の実軸上を動くとき, が複素数平面上で動く範囲を図示せよ。 (3) を実数とする。 となる複素数 を求めよ。 (4) をみたす複素数 の個数を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
複素数を直交座標表示して実部・虚部を調べ、実数範囲は不等式と二次方程式で確定する。最後は z+1/z を u と置き、対称なべき和の漸化式で候補を求めてから z を解く。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
(4) 8個数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) とおく。ただし では式が定義されない。 分母は正なので、これが実数となる条件は 、すなわち または である。したがって求める範囲は、複素数平面上の実軸から原点を除いた部分と単位円周 の和集合である。原点は含まれず、実軸と円周の交点 は含まれる。

(2) ()とすれば も実数である。 のとき だから であり、等号は のとき成り立つ。 なら とおいて となり、等号は のとき成り立つ。逆に または なら、方程式 の解 は実数で、前者では正、後者では負である。よって範囲は実軸上の である。

(3) は解でないので、両辺に を掛けると を得る。解の公式より したがって二つの値をまとめて と書ける。 のときは二つの値が一致する。 (4) は式に現れる逆数のため除き、、 とおく。、、 だから、順に 、、、 となる。与式は なので すなわち である。各値について を解くと、 から 、 から 、 から 、 から 、 から を得る。異なる に同じ が対応することはなく、 のときも重解はそれぞれ一つの複素数である。したがって求める個数は 個である。
この問題で使う考え方
- 複素数平面
- 複素数の四則演算
- 高次方程式
- 三角関数の相互関係
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