(1) k は自然数(k≧1)である。3k の倍数で2以上30以下のものは、3k,2⋅3k,…,⌊30/3k⌋⋅3k であるから、個数は ⌊30/3k⌋。
(2) 30! に含まれる素因数2,3の指数は、それぞれ v2(30!)=⌊230⌋+⌊430⌋+⌊830⌋+⌊1630⌋=26, v3(30!)=⌊330⌋+⌊930⌋+⌊2730⌋=14. 6d を取り出した残りが6で割り切れないためには d=min(26,14)=14。
素数 p について vp(N!) を数える。1,2,…,N のうち p の倍数からは少なくとも1個、p2 の倍数からはさらに1個、一般に pj の倍数からはさらに1個の p が出る。pj の倍数は ⌊N/pj⌋ 個なので、K を pK≦N<pK+1 を満たす整数とすると vp(N!)=j=1∑K⌊pjN⌋. ここで N を p 進法で N=a0+a1p+⋯+aKpK,0≦ai≦p−1 と表し、sp(N)=a0+a1+⋯+aK とする。このとき ⌊pjN⌋=i=j∑Kaipi−j だから、和の順序を入れ替えて vp(N!)=j=1∑Ki=j∑Kaipi−j=i=1∑Kai(1+p+⋯+pi−1)=i=1∑Kaip−1pi−1=p−1N−sp(N). これで使う公式も導けた。
N=30n が大きくなるとき、桁数 K+1 も大きくなる。一方 0≦sp(N)≦(p−1)(K+1),N≧pK なので 0≦Nsp(N)≦pK(p−1)(K+1)⟶0. 最後の極限は、固定した p≧2 に対して (K+1)/pK≦(K+1)/2K であり、 (K+1)/2K(K+2)/2K+1=2K+2K+2≦43(K≧1) となることから分かる。従って Nvp(N!)=p−11−sp(N)/N⟶p−11. 特に v2(N!)/N→1、v3(N!)/N→1/2、v5(N!)/N→1/4 である。十分大きい N では前二者がそれぞれ 3/4 より大・小になるため v2(N!)>v3(N!)、従って d(n)=v3(N!)。よって e(n)d(n)=v5(N!)/Nv3(N!)/N⟶1/41/2=2.