A(θ)=cosθ+3sinθ=2cos(θ−π/3) とおくと f(θ)=4+(1+cosθ)A(θ). A(θ)≧−2、1+cosθ≧0 より f(θ)≧4−2(1+cosθ)=2(1−cosθ)≧0. したがって直線上で曲線が切り取る線分の長さは、両方向の半径の和である。
(1) 三角関数の加法定理から f(θ+π)=4−(1−cosθ)A(θ). よって ℓ(θ)=f(θ)+f(θ+π)=8+2cosθ(cosθ+3sinθ)=9+cos2θ+3sin2θ=9+2cos(2θ−3π).
(2) 0≦θ≦π のとき u=2θ−π/3 は −π/3≦u≦5π/3 の範囲を動く。この区間に余弦の最大値 1 と最小値 −1 をとる角 0,π が含まれる。したがって ℓmax=11(θ=π/6),ℓmin=7(θ=2π/3).
(3) uθ=(cosθ,sinθ) とすると線分の両端は f(θ)uθ と −f(θ+π)uθ である。その中点の符号付き極半径は g(θ)=2f(θ)−f(θ+π)=A(θ)=cosθ+3sinθ.
(4) A(θ)=2cos(θ−π/3) を用いると xy=g(θ)cosθ=21+cos(2θ−3π),=g(θ)sinθ=23+sin(2θ−3π). したがって (x−21)2+(y−23)2=1.
(5) θ が 7π/6≦θ≦2π を動くとき、ϕ=2θ−π/3 は 2π≦ϕ≦11π/3 を動く。角から 2π を引けば 0≦ϕ≦5π/3 となる。よって描く曲線は中心 (21,23)、半径 1 の円のうち、偏角 0 から 5π/3 まで反時計回りに進む大弧である。始点は (23,23)、終点は (1,0) であり、途中で原点を通る。
図の灰色破線は円全体、青い太線は ϕ=2θ−π/3 が 0 から 5π/3 まで増加するときの大弧であり、矢印は進行方向を示す。両端点と、途中で通過する原点を示した。
A(θ)=cosθ+3sinθ と置くと、A=2cos(θ−3π)、∣A∣≦2。f(θ)=4+(1+cosθ)A≧2(1−cosθ)≧0 なので、線分の長さは両向きの半径の和。これを展開して(1)を得る。合成余弦の範囲から(2)。中点の符号付き半径は 2f(θ)−f(θ+π)=A なので(3)。直交座標は x=21+cos(2θ−3π), y=23+sin(2θ−3π) となり(4)、(5)では角が 0 から 35π まで増加する。図示要求に対応する図を追加し、境界の扱いと軌跡の進行方向を表示した。