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山形大学/2009年度

山形大学 2009年 数学 第1問解答・解説

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1問題

山形大学2009年度第1問

次の問に答えよ.

(1) 自然数の列が次のように1個, 2個, 3個, 4個, … の数を含む群に分けられている.

第1群:1|第2群:2,3|第3群:4,5,6|第4群:7,8,9,10|第5群:11,…第1群: 1 | 第2群: 2, 3 | 第3群: 4, 5, 6 | 第4群: 7, 8, 9, 10 | 第5群: 11, …

たとえば, 9は第4群の第3番目の数である. このとき, 次の(i), (ii)に答えよ.

(i) 100 は第何群の第何番目の数であるかを求めよ.

(ii) 第 m 群の第 k 番目の数を求めよ.

(2) x 座標, y 座標を自然数とする座標平面上の点の列が, 以下の規則に従って与えられている.

[第 1 段] A1=(1,1)A_{1}=(1,1) ,

[第 2 段] A2=(2,1)A_{2}=(2,1) , A3=(1,2)A_{3}=(1,2) ,

[第3段] A4=(3,1)\mathrm{A}_4 = (3,1), A5=(2,2)\mathrm{A}_5 = (2,2), A6=(1,3)\mathrm{A}_6 = (1,3),

[第4段] A7=(4,1)\mathrm{A}_7 = (4,1), A8=(3,2)\mathrm{A}_8 = (3,2), A9=(2,3)\mathrm{A}_9 = (2,3), A10=(1,4)\mathrm{A}_{10} = (1,4),

[第 5 段] A11=(5,1),⋯A_{11} = (5, 1), \cdots

⋮\vdots

このとき,次の(i), (ii)に答えよ.

(i) AnA_{n} が第 m 段に入るとき, AnA_{n} の座標を m, n で表せ.

(ii) AnA_{n} が第 m 段に入るとき, A1A_{1} から AnA_{n} までの y 座標の和を m, n で表せ.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)(i)
    第14群第9番目
  • (1)(ii)
    m(m−1)/2+k
  • (2)(i)
    An=(m(m+1)/2−n+1,n−m(m−1)/2)A_n=(m(m+1)/2−n+1, n−m(m−1)/2)
  • (2)(ii)
    m(m−1)(m+1)/6+k(k+1)/2,k=n−m(m−1)/2m(m−1)(m+1)/6+k(k+1)/2, k=n−m(m−1)/2

3解答

解答を見る途中式つきの解答

第rr群までに含まれる数の個数はTr=1+2+⋯+r=r(r+1)2\displaystyle T_r=1+2+\cdots+r=\frac{r(r+1)}2である。

(1)(i)について、T13=91<100≦105=T14T_{13}=91<100\le105=T_{14}より100は第14群にある。第14群の先頭は92なので、100はその第100−91=9100-91=9番目である。

(1)(ii)第mm群の先頭の数はTm−1+1T_{m-1}+1だから、第kk番目の数は Tm−1+k=m(m−1)2+k.\displaystyle T_{m-1}+k=\frac{m(m-1)}2+k.

(2)(i)第jj段までの点の個数はTj=j(j+1)2\displaystyle T_j=\frac{j(j+1)}2。したがってAnA_nが第mm段にあるとき、その段の中での順番はk=n−Tm−1=n−m(m−1)2\displaystyle k=n-T_{m-1}=n-\frac{m(m-1)}2。第mm段では座標が(m,1),(m−1,2),…,(1,m)(m,1),(m-1,2),\ldots,(1,m)の順に並ぶので An=(m−k+1,k)=(m(m+1)2−n+1, n−m(m−1)2).\displaystyle A_n=(m-k+1,k)=\left(\frac{m(m+1)}2-n+1,\ n-\frac{m(m-1)}2\right).

(2)(ii)第jj段のyy座標の和は1+2+⋯+j=j(j+1)2\displaystyle 1+2+\cdots+j=\frac{j(j+1)}2。第mm段の直前までの和は ∑j=1m−1j(j+1)2=12(∑j=1m−1j2+∑j=1m−1j)=m(m−1)(m+1)6.\displaystyle \sum\limits _{j=1}^{m-1}\frac{j(j+1)}2=\frac12\left(\sum\limits _{j=1}^{m-1}j^2+\sum\limits _{j=1}^{m-1}j\right)=\frac{m(m-1)(m+1)}6. 第mm段では先頭からk=n−Tm−1k=n-T_{m-1}個の点までを足すので、そのyy座標の和は1+2+⋯+k=k(k+1)2\displaystyle 1+2+\cdots+k=\frac{k(k+1)}2。よって求める和は m(m−1)(m+1)6+k(k+1)2,k=n−m(m−1)2.\displaystyle \frac{m(m-1)(m+1)}6+\frac{k(k+1)}2,\qquad k=n-\frac{m(m-1)}2.

(1)の群の先頭までの個数は三角数Tm=m(m+1)2\displaystyle T_m=\frac{m(m+1)}2。これで100の位置と一般項を得る。(2)のm段内の順序をk=n−Tm−1k=n-T_{m-1}と表し、座標とy座標の和を三角数の和で計算する。

この問題で使う考え方

  • 三角数
  • 整数の和
  • 段内の位置づけ

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