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山形大学/2017年度

山形大学 2017年 数学 第5問解答・解説

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1問題

山形大学2017年度第5問

関数 y=x2+1y = \sqrt{x^{2} + 1} のグラフを C とする. p > 0 とし, 点 P(p,p2+1)P(p, \sqrt{p^{2} + 1}) における曲線 C の接線を L, x 軸と直線 L との交点を点 A(a, 0) とする. このとき, 次の問に答えよ.

(1) 直線 L の方程式と点 A の x 座標 a を p を用いて表せ.

(2) 曲線 C と直線 L および y 軸で囲まれた図形を, x 軸のまわりに 1 回転してできる回転体の体積 V を p を用いて表せ.

(3) 関数 f(x)=xx2+1+log⁡(x+x2+1)f(x)=x\sqrt{x^{2}+1}+\log\left(x+\sqrt{x^{2}+1}\right) を微分せよ.

(4) p = 2 のとき, 直線 x = a と曲線 C および直線 L で囲まれた図形の面積 S を求めよ.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) L:y=px+1p2+1\displaystyle \quad L:y=\frac{px+1}{\sqrt{p^2+1}}\quad 、a=−1p\displaystyle \quad a=-\frac1p\quad 。(2) V=πp33(p2+1)\displaystyle \quad V=\frac{\pi p^3}{3(p^2+1)}\quad 。(3) f′(x)=2x2+1\quad f\prime(x)=2\sqrt{x^2+1}\quad 。(4) S=12log⁡7+352−58\displaystyle \quad S=\frac12\log\frac{7+3\sqrt5}{2}-\frac{\sqrt5}{8}\quad 。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 曲線 C の導関数は y′=xx2+1\displaystyle y'=\frac{x}{\sqrt{x^2+1}} である。q=p2+1q=\sqrt{p^2+1} とおくと、点 P(p,q)P(p,q) における接線はy−q=pq(x−p),y=px+1q.\displaystyle y-q=\frac pq(x-p),\quad y=\frac{px+1}{q}. よって xx-切片は a=−1/pa=-1/p である。

(2) 0≦x≦p0\le x\le p では C が外側、L が内側の半径となる。V=π∫0p((x2+1)−(px+1)2p2+1)dx=πp2+1∫0p(p−x)2dx=πp33(p2+1).\displaystyle \begin{aligned}V&=\pi\int_0^p\left((x^2+1)-\frac{(px+1)^2}{p^2+1}\right)dx\\&=\frac{\pi}{p^2+1}\int_0^p(p-x)^2dx=\frac{\pi p^3}{3(p^2+1)}.\end{aligned}

(3) 積の微分と対数の微分よりf′(x)=x2+1+x2x2+1+1+x/x2+1x+x2+1=2x2+1x2+1+1x2+1=2x2+1.\displaystyle \begin{aligned}f'(x)&=\sqrt{x^2+1}+\frac{x^2}{\sqrt{x^2+1}}+\frac{1+x/\sqrt{x^2+1}}{x+\sqrt{x^2+1}}\\&=\frac{2x^2+1}{\sqrt{x^2+1}}+\frac1{\sqrt{x^2+1}}=2\sqrt{x^2+1}.\end{aligned}

(4) p=2p=2 では a=−1/2a=-1/2、L:y=(2x+1)/5L:y=(2x+1)/\sqrt5 であり、−1/2≦x≦2-1/2\le x\le2 の範囲では C が L の上にある。(3) より f′(x)=2x2+1f'(x)=2\sqrt{x^2+1} なのでS=∫−1/22(x2+1−2x+15)dx=[f(x)2−x2+x5]−1/22=12log⁡2(2+5)5−1−58=12log⁡7+352−58.\displaystyle \begin{aligned}S&=\int_{-1/2}^{2}\left(\sqrt{x^2+1}-\frac{2x+1}{\sqrt5}\right)dx\\&=\left[\frac{f(x)}2-\frac{x^2+x}{\sqrt5}\right]_{-1/2}^{2}\\&=\frac12\log\frac{2(2+\sqrt5)}{\sqrt5-1}-\frac{\sqrt5}{8}\\&=\frac12\log\frac{7+3\sqrt5}{2}-\frac{\sqrt5}{8}.\end{aligned}

接線式から交点を求め、回転体は円環法で計算する。指定関数を微分して面積積分の原始関数に利用する。

この問題で使う考え方

  • 接線の方程式
  • 円環法
  • 積・対数の微分
  • 定積分による面積

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