山口大学/2001年度/前期
山口大学 2001年 数学 第2問解答・解説
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1問題
実数を成分とする行列 と自然数 に対して, とします。 を2次の単位行列とします。このとき,次の問いに答えなさい。
(1) を の成分を用いて表しなさい。
(2) ある奇数 に対して ならば, であることを示しなさい。
(3) ある偶数 に対して ならば, であることを示しなさい。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- 奇数nでなら 偶数nでなら
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) では である。ある について と仮定する。このとき ここで だから、帰納法により したがって また なら等比和より であり、 なら和は 個の同じ項となる。
(2) を奇数とし とする。対角成分を比べて 。 は実数で は奇数だから である。このとき (1) より 。 より であり、 だから 。下側の成分はもともと なので 。
(3) を偶数とし とする。 より、実数 はそれぞれ または である。 まず の場合、(1) の和は だから 。 かつ より 。したがって 次に の場合、 はそれぞれ または であるから 。また だから、同じく 以上より、偶数 に対しても である。
この問題で使う考え方
- 2×2行列の乗算
- 帰納法
- 偶奇による場合分け
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