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山口大学/2003年度/前期

山口大学 2003年 数学 第1問解答・解説

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1問題

山口大学2003年度第1問配点 50点

関数 f(x)=e2x−2exf(x)=e^{2x}-2e^x について、次の問いに答えよ。

(1) f(x)=0f(x)=0 となる xx の値、および lim⁡x→∞f(x), lim⁡x→−∞f(x)\displaystyle \lim\limits _{x\to\infty}f(x),\ \lim\limits _{x\to-\infty}f(x) を求めよ。

(2) 関数 f(x)f(x) の増減を調べ、最小値およびそのときの xx の値を求めよ。さらに、y=f(x)y=f(x) のグラフの概形をかけ。ただし、変曲点は求めなくてよい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

単元・方法・テーマ

(1) 数学III「指数関数・極限」:u=ex>0u=e^x>0 と置き、二次式として扱う。テーマは指数関数を含む方程式と極限。

(2) 数学III「微分法・指数関数」:導関数の符号で増減と最小値を調べ、端での極限と切片を使って概形を描く。テーマは指数関数型の関数の増減・極値・グラフ。

(1) u=exu=e^x と置くと u>0u>0 で f(x)=u2−2u=u(u−2).f(x)=u^2-2u=u(u-2). 従って f(x)=0f(x)=0 は u=2u=2、すなわち x=log⁡2x=\log 2 である。また x→∞x\to\infty では u→∞u\to\infty なので u2−2u→∞u^2-2u\to\infty、一方 x→−∞x\to-\infty では u→0+u\to0^+ なので u2−2u→0u^2-2u\to0。よって lim⁡x→∞f(x)=∞,lim⁡x→−∞f(x)=0.\displaystyle \lim\limits _{x\to\infty}f(x)=\infty,\qquad \lim\limits _{x\to-\infty}f(x)=0. 左側の極限では f(x)=u(u−2)<0f(x)=u(u-2)<0 となる範囲で 00 に近づく。

(2) 導関数は f′(x)=2e2x−2ex=2ex(ex−1).f'(x)=2e^{2x}-2e^x=2e^x(e^x-1). 常に ex>0e^x>0 だから、x<0x<0 で f′(x)<0f'(x)<0、x=0x=0 で f′(x)=0f'(x)=0、x>0x>0 で f′(x)>0f'(x)>0。従って ff は x≦0x\le0 で減少し、x≧0x\ge0 で増加する。最小値は f(0)=1−2=−1f(0)=1-2=-1 であり、これを x=0x=0 でとる。

グラフは、左端で y=0y=0 に下側から近づき、(0,−1)(0,-1) まで減少し、そこから増加して (log⁡2,0)(\log 2,0) を通り、右へ行くと ∞\infty に向かう。増減表は x−∞0+∞f′(x)−0+f(x)0↘−1↗+∞\begin{array}{c|ccc} x&-\infty&0&+\infty\\ \hline f'(x)&-&0&+\\ f(x)&0\searrow&-1&\nearrow+\infty \end{array} となる(変曲点は求めていない)。

この問題で使う考え方

  • 因数分解
  • 導関数の符号判定

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