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山口大学/2007年度/前期

山口大学 2007年 数学 第1問解答・解説

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1問題

山口大学2007年度第1問配点 50点

実数 tt に対し、座標空間内の点 P(cos⁡t,sin⁡2t,sin⁡tcos⁡2t)P(\cos t,\sin 2t,\sin t\cos 2t) を考える。点 OO を原点とするとき、次の問いに答えなさい。

(1) X=sin⁡2tX=\sin^2t とおくとき、OPOP の長さを XX を用いて表しなさい。

(2) OPOP の長さの最大値を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 1+4X(1−X)2\sqrt{1+4X(1-X)^2}。 (2) 最大値 1299\displaystyle \frac{\sqrt{129}}{9}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

X=sin⁡2tX=\sin^2t とおくと 0≦X≦10\leq X\leq1、cos⁡2t=1−X\cos^2t=1-X、sin⁡22t=4X(1−X)\sin^22t=4X(1-X)、cos⁡2t=1−2X\cos2t=1-2X である。 OP2=cos⁡2t+sin⁡22t+sin⁡2tcos⁡22t=(1−X)+4X(1−X)+X(1−2X)2=1+4X(1−X)2.OP^2=\cos^2t+\sin^22t+\sin^2t\cos^22t =(1-X)+4X(1-X)+X(1-2X)^2 =1+4X(1-X)^2. 距離は非負なので OP=1+4X(1−X)2.\boxed{OP=\sqrt{1+4X(1-X)^2}}.

f(X)=OP2=1+4X(1−X)2f(X)=OP^2=1+4X(1-X)^2 とおくと f′(X)=4(3X−1)(X−1).f'(X)=4(3X-1)(X-1). よって ff は 0≦X≦1/30\leq X\leq1/3 で増加し、1/3≦X≦11/3\leq X\leq1 で減少する。端点では f(0)=f(1)=1f(0)=f(1)=1、臨界点では f ⁣(13)=1+4⋅13⋅(23)2=4327.\displaystyle f\!\left(\frac13\right)=1+4\cdot\frac13\cdot\left(\frac23\right)^2=\frac{43}{27}. X=1/3X=1/3 は sin⁡2t=1/3\sin^2t=1/3 を満たす実数 tt で実現する。したがって距離の最大値は 4327=1299.\displaystyle \boxed{\sqrt{\frac{43}{27}}=\frac{\sqrt{129}}9}.

この問題で使う考え方

  • X=sin²tによる置換
  • 二倍角公式
  • 導関数の符号と端点比較

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