山口大学/2018年度/前期
山口大学 2018年 数学 第1問解答・解説
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1問題
を自然数とする。このとき,次の問いに答えなさい。
(1) 方程式 の解をすべて求め,極形式で表しなさい。ただし,解 の偏角 は とする。
(2) (1)で得られた解を偏角が小さい順に とおく。このとき,すべての に対して, が成り立つことを示しなさい。ただし, とする。
(3) (2)の に対して とするとき, を求めなさい。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) z=cos(2πm/n)+i sin(2πm/n), m=0,1,…,n−1。(2) 。。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
を正の整数とする。
(1) (, )とおく。ド・モアブルの定理から である。これが に等しいためには かつ (は整数)である。よって 、また より となる。したがって解は ()である。
(2) とおくと、(1)より である。またこの式で とすると となる。したがって のいずれについても、複素数の絶対値の定義と三角関数の加法定理から両辺は非負であるから、 を得る。
(3) (2)の結果を和に用いるとここで であり、 のとき だから、 より である。
ド・モアブルの定理で1のn乗根を単位円上に等間隔に並べる。隣り合う根の差の絶対値を加法定理で弦長に直し、n倍した周長を標準三角関数極限へ帰着する。
この問題で使う考え方
- ド・モアブルの定理
- 複素数の絶対値と三角関数の加法定理
- sin x/xの極限
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