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山口大学/2026年度/前期

山口大学 2026年 数学 第2問解答・解説

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1問題

山口大学2026年度第2問配点 50点

下の図のような平行六面体 OADB-CEFGOADB\text{-}CEFG を考える。辺 OA,GF,AEOA,GF,AE 上にそれぞれ点 P,Q,RP,Q,R があり、 OP=13OA,GQ=12GF,AR=14AE\displaystyle \mathrm{OP}=\frac{1}{3}\mathrm{OA},\qquad \mathrm{GQ}=\frac{1}{2}\mathrm{GF},\qquad \mathrm{AR}=\frac{1}{4}\mathrm{AE} を満たすとする。OA→=a⃗,OB→=b⃗,OC→=c⃗\overrightarrow{OA}=\vec{a},\quad\overrightarrow{OB}=\vec{b},\quad\overrightarrow{OC}=\vec{c} とするとき、次の問いに答えなさい。

平行六面体OADB–CEFGの図。辺OA上にP、辺GF上にQ、辺AE上にRが黒丸で示され、辺OB・BD・BGは破線、ほかの辺は実線で描かれている。

(1) PQ→\overrightarrow{PQ} を a⃗,b⃗,c⃗\vec{a},\vec{b},\vec{c} を用いて表しなさい。また、PR→\overrightarrow{PR} を a⃗,c⃗\vec{a},\vec{c} を用いて表しなさい。   (2) 線分 AGAG と線分 PQPQ は1点で交わる。その交点を TT とするとき、OT→\overrightarrow{OT} を a⃗,b⃗,c⃗\vec{a},\vec{b},\vec{c} を用いて表しなさい。   (3) 辺 BGBG 上の点を SS とする。4点 P,R,Q,SP,R,Q,S が同一平面上にあるとき、PS→\overrightarrow{PS} を a⃗,b⃗,c⃗\vec{a},\vec{b},\vec{c} を用いて表しなさい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    PQ=(1/6)a+b+c,PR=(2/3)a+(1/4)cPQ=(1/6)a+b+c, PR=(2/3)a+(1/4)c
  • (2)
    OT=(3/7)a+(4/7)b+(4/7)cOT=(3/7)a+(4/7)b+(4/7)c
  • (3)
    PS=−(1/3)a+b+(13/16)cPS=−(1/3)a+b+(13/16)c

3解答

解答を見る途中式つきの解答

頂点対応は C=O+c⃗, E=A+c⃗, F=A+B+c⃗, G=B+c⃗C=O+\vec c,\ E=A+\vec c,\ F=A+B+\vec c,\ G=B+\vec c。したがって GF→=a⃗,OA→=a⃗,OB→=b⃗,OC→=c⃗.\overrightarrow{GF}=\vec a,\quad \overrightarrow{OA}=\vec a,\quad \overrightarrow{OB}=\vec b,\quad \overrightarrow{OC}=\vec c. (1) P=13a⃗\displaystyle P=\frac13\vec a、Q=b⃗+c⃗+12a⃗\displaystyle Q=\vec b+\vec c+\frac12\vec a、R=a⃗+14c⃗\displaystyle R=\vec a+\frac14\vec c だから PQ→=16a⃗+b⃗+c⃗,PR→=23a⃗+14c⃗.\displaystyle \overrightarrow{PQ}=\frac16\vec a+\vec b+\vec c,\qquad \overrightarrow{PR}=\frac23\vec a+\frac14\vec c. (2) AGAG 上の点は a⃗+t(b⃗+c⃗−a⃗)\vec a+t(\vec b+\vec c-\vec a)、PQPQ 上の点は 13a⃗+s(16a⃗+b⃗+c⃗)\displaystyle \frac13\vec a+s(\frac16\vec a+\vec b+\vec c) と表せる。交点では b⃗,c⃗\vec b,\vec c の係数から t=st=s、a⃗\vec a の係数から 1−t=13+t6\displaystyle 1-t=\frac13+\frac t6。よって t=4/7t=4/7 であり OT→=37a⃗+47b⃗+47c⃗.\displaystyle \overrightarrow{OT}=\frac37\vec a+\frac47\vec b+\frac47\vec c. (3) SS は BGBG 上なので S=b⃗+λc⃗S=\vec b+\lambda\vec c とおくと PS→=−13a⃗+b⃗+λc⃗.\displaystyle \overrightarrow{PS}=-\frac13\vec a+\vec b+\lambda\vec c. P,R,Q,SP,R,Q,S が同一平面上なら、ある実数 u,vu,v で PS→=uPR→+vPQ→.\overrightarrow{PS}=u\overrightarrow{PR}+v\overrightarrow{PQ}. b⃗\vec b の係数から v=1v=1、a⃗\vec a の係数から 23u+16=−13\displaystyle \frac23u+\frac16=-\frac13 なので u=−34\displaystyle u=-\frac34。c⃗\vec c の係数を比べると λ=14u+v=−316+1=1316.\displaystyle \lambda=\frac14u+v=-\frac3{16}+1=\frac{13}{16}. したがって PS→=−13a⃗+b⃗+1316c⃗.\displaystyle \overrightarrow{PS}=-\frac13\vec a+\vec b+\frac{13}{16}\vec c.

図の平行移動から各頂点をa,b,cで表し、各点の位置ベクトルを求める。(2)は2直線を媒介変数で表して係数を比べる。(3)は、共面ならPSがPRとPQの一次結合になることを使い、a,b,cの係数から内分比を定める。

この問題で使う考え方

  • 位置ベクトル
  • 直線の媒介変数表示
  • 共面条件と係数比較

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