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横浜市立大学/2019年度/前期

横浜市立大学 2019年 数学 第III問解答・解説

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1問題

横浜市立大学2019年度第III問

以下の問いに答えなさい。   (1) 平面上に3本の直線を引くとき,下図のようにすれば,平面を7つの領域に分割することができます。

右下がりの2本と右上がりの1本の直線が互いに異なる3点で交わり、中央に小さな三角形を作っている。三角形の内部には5、周囲の領域には左上1、上2、右上3、左4、右下6、下7と記されている。

平面上に5本の直線を引くとき,平面を最大でいくつの領域に分割することができますか。答えのみ記しなさい。   (2) nn を2以上の自然数とします。平面上に nn 本の直線を引くとき,それらの交点の数は最大でいくつですか。nn を使った式で表しなさい。   (3) nn を自然数とします。平面上に nn 本の直線を引くとき,平面を最大でいくつの領域に分割することができますか。nn を使った式で表しなさい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

一般の位置にある直線配置を考える。交点は直線2本の組を数え、領域数は直線を1本ずつ追加して増加する領域の数を足す。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 16
    (2)  n(n−1)2\displaystyle (2)\;\frac{n(n-1)}{2}
    (3)  n(n+1)2+1\displaystyle (3)\;\frac{n(n+1)}{2}+1

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 16。

(2) どの2本も平行でなく、3本以上が同一点を通らないように直線を引けば、2直線の各組は異なる1点で交わる。したがって交点の最大数は (n2)=n(n−1)2.\displaystyle \binom{n}{2}=\frac{n(n-1)}{2}. (3) 最初の直線で平面は2領域に分かれる。一般の配置では、第kk本目の直線はそれまでのk−1k-1本と異なる点で交わるため、kk個の部分に分かれ、領域をkk個増やす。よって、領域数の最大値は 1+∑k=1nk=1+n(n+1)2.\displaystyle 1+\sum\limits _{k=1}^{n}k=1+\frac{n(n+1)}{2}. この配置は、各直線が既存の交点を通らず、既存の直線とも平行でないように順に選ぶことで実現できる。

この問題で使う考え方

  • 組合せ
  • 等差数列の一般項と和
  • 漸化式

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