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千葉大学/2004年度

千葉大学 2004年 数学 第7問解答・解説

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1問題

千葉大学2004年度第7問

xyxy 平面上の動点 A は原点 O(0,0) を出発し, xx 軸上を点 (2,0) まで動くとする。また動点 B は点 (0,1) を出発し, AB = OB = 1 なる条件を満たしながら第 1 象限内を点 (1,0) まで動くとする。点 P は線分 AB 上の点で 2BP = OA を満たす。

(1) ∠AOB=θ\angle AOB = \theta とするとき,点 P の座標を θ\theta で表せ。ただし点 A が点 O と一致するときを除く。

(2) 点 P の軌跡と x 軸, y 軸で囲まれた部分の面積 S を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)P=(cos⁡θ+cos⁡2θ, (1−cos⁡θ)sin⁡θ)(0≦θ<π2).\displaystyle (1)\quad P=(\cos\theta+\cos^2\theta,\space{}(1-\cos\theta)\sin\theta)\quad (0\leq\theta<\frac\pi2).
    (2)S=13+π8.\displaystyle (2)\quad S=\frac13+\frac\pi8.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) A=(a,0)A=(a,0)、B=(cos⁡θ,sin⁡θ)B=(\cos\theta,\sin\theta) とおく。OB=AB=1OB=AB=1 なので (a−cos⁡θ)2+sin⁡2θ=1=cos⁡2θ+sin⁡2θ,(a-\cos\theta)^2+\sin^2\theta=1=\cos^2\theta+\sin^2\theta, よって a2−2acos⁡θ=0a^2-2a\cos\theta=0。A≠OA\ne O では a>0a>0 だから a=2cos⁡θa=2\cos\theta である。したがって BA→=A−B=(cos⁡θ,−sin⁡θ),BP=OA2=cos⁡θ.\displaystyle \overrightarrow{BA}=A-B=(\cos\theta,-\sin\theta),\qquad BP=\frac{OA}{2}=\cos\theta. AB=1AB=1 なので、P=B+cos⁡θ BA→P=B+\cos\theta\,\overrightarrow{BA} と表せる。よって P=(cos⁡θ+cos⁡2θ, (1−cos⁡θ)sin⁡θ).P=(\cos\theta+\cos^2\theta,\ (1-\cos\theta)\sin\theta).

(2) x(θ)=cos⁡θ+cos⁡2θx(\theta)=\cos\theta+\cos^2\theta、y(θ)=(1−cos⁡θ)sin⁡θy(\theta)=(1-\cos\theta)\sin\theta とする。区間 0≦θ≦π/20\leq\theta\leq\pi/2 で xx は (2,0)(2,0) から (0,1)(0,1) に向けて減少し、yy は増加する。実際 x′=−(1+2cos⁡θ)sin⁡θ≦0,x'=-(1+2\cos\theta)\sin\theta\leq0, また y′=(1−cos⁡θ)(1+2cos⁡θ)≧0y'=(1-\cos\theta)(1+2\cos\theta)\geq0。したがって軌跡と座標軸に囲まれた面積は S=−∫0π/2y(θ)x′(θ) dθ=∫0π/2(1−cos⁡θ)(1+2cos⁡θ)sin⁡2θ dθ=∫0π/2sin⁡2θ dθ+∫0π/2cos⁡θsin⁡2θ dθ−2∫0π/2cos⁡2θsin⁡2θ dθ=π4+13−2⋅π16=13+π8.\displaystyle \begin{aligned} S&=-\int_0^{\pi/2}y(\theta)x'(\theta)\,d\theta\\ &=\int_0^{\pi/2}(1-\cos\theta)(1+2\cos\theta)\sin^2\theta\,d\theta\\ &=\int_0^{\pi/2}\sin^2\theta\,d\theta +\int_0^{\pi/2}\cos\theta\sin^2\theta\,d\theta -2\int_0^{\pi/2}\cos^2\theta\sin^2\theta\,d\theta\\ &=\frac\pi4+\frac13-2\cdot\frac\pi{16} =\frac13+\frac\pi8. \end{aligned} (1)では A=OA=O を除くが、軌跡全体の面積では端点 (0,1)(0,1) を含めても面積の値は変わらない。

この問題で使う考え方

  • 距離条件による座標決定
  • 線分の内分表示
  • 媒介変数表示
  • 媒介変数積分による面積

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