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千葉大学/2004年度

千葉大学 2004年 数学 第5問解答・解説

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1問題

千葉大学2004年度第5問

3次関数 f(x)f(x) および2次関数 g(x)g(x) を

f(x)=x3,g(x)=ax2+bx+cf (x) = x ^ {3}, \qquad g (x) = a x ^ {2} + b x + c

とし, y=f(x)y = f(x) と y=g(x)y = g(x) のグラフが点 (12,18)\displaystyle \left(\frac{1}{2}, \frac{1}{8}\right) で共通の接線をもつとする。このとき以下の問いに答えよ。

(1) b, c を a を用いて表せ。

(2) f(x)−g(x)f(x)-g(x) の 0≦x≦10 \leq x \leq 1 における最小値を a を用いて表せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)b=34−a,c=a−14,(2)min⁡0≦x≦1(f(x)−g(x))={0,a≦1,1−a4,a>1.\displaystyle \begin{aligned} \text{(1)}\quad &b=\frac34-a,\qquad c=\frac{a-1}{4},\\[2pt] \text{(2)}\quad &\min\limits _{0\le x\le1}(f(x)-g(x))= \begin{cases} 0,&a\le1,\\[2pt] \dfrac{1-a}{4},&a>1. \end{cases} \end{aligned}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

f(x)=x3f(x)=x^3、g(x)=ax2+bx+cg(x)=ax^2+bx+c とする。共通接線をもつ点は x=1/2x=1/2 なので、関数値と導関数の値がそれぞれ一致する。 f ⁣(12)=g ⁣(12)=18,f′ ⁣(12)=g′ ⁣(12)=34.\displaystyle f\!\left(\frac12\right)=g\!\left(\frac12\right)=\frac18, \qquad f'\!\left(\frac12\right)=g'\!\left(\frac12\right)=\frac34. g′(x)=2ax+bg'(x)=2ax+b より a+b=3/4a+b=3/4、従って b=34−a.\displaystyle b=\frac34-a. 関数値の条件は a/4+b/2+c=1/8a/4+b/2+c=1/8 だから、これに b を代入して c=a−14.\displaystyle c=\frac{a-1}{4}. これで(1)を得る。

h(x)=f(x)−g(x)h(x)=f(x)-g(x) とおくと、 h(x)=x3−ax2+(a−34)x+1−a4=(x−12)2(x+1−a).\displaystyle h(x)=x^3-ax^2+\left(a-\frac34\right)x+\frac{1-a}{4} =\left(x-\frac12\right)^2(x+1-a). a≦1a\le1 のときは 0≦x≦10\le x\le1 で x+1−a≧0x+1-a\ge0 なので h(x)≧0h(x)\ge0。また h(1/2)=0h(1/2)=0 だから最小値は0。

a>1a>1 とし、s=a−1>0s=a-1>0 とおく。このとき h(x)−h(0)=x[(x−12)2+s(1−x)]≧0(0≦x≦1),\displaystyle h(x)-h(0)=x\left[\left(x-\frac12\right)^2+s(1-x)\right]\ge0 \qquad(0\le x\le1), よって最小値は左端 x=0x=0 で達成され、 h(0)=1−a4.\displaystyle h(0)=\frac{1-a}{4}. a=1a=1 の場合は両分岐とも0となるので、(2)の最小値は min⁡0≦x≦1(f(x)−g(x))={0,a≦1,1−a4,a>1.\displaystyle \min\limits _{0\le x\le1}(f(x)-g(x))= \begin{cases} 0,&a\le1,\\[2pt] \dfrac{1-a}{4},&a>1. \end{cases}

この問題で使う考え方

  • 多項式の導関数
  • 接線の方程式
  • 等式・不等式の証明

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