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獨協医科大学/2019年度/一般

獨協医科大学 2019年 数学 第5問解答・解説

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1問題

獨協医科大学2019年度第5問

2つの関数 y=ax2+1(aは実数の定数),y=2log⁡xy=ax^{2}+1\quad(a\text{は実数の定数}),\qquad y=2\log x のグラフをそれぞれ C1,C2C_{1},C_{2} とする。2曲線 C1,C2C_{1},C_{2} はただ1点を共有し、その点において共通な接線をもっている。このとき、定数 aa の値は a=アeイ\displaystyle a=\frac{\boxed{\text{ア}}}{e^{\boxed{\text{イ}}}} である。以下、この条件のもとで考える。

(1) 2曲線 C1,C2C_{1},C_{2} および直線 x=1x=1 で囲まれた図形を DD とする。DD の面積を TT とすると、T=ウエe−オ力eキ−ク\displaystyle T=\frac{\boxed{\text{ウ}}}{\boxed{\text{エ}}}e-\frac{\boxed{\text{オ}}}{\boxed{\text{力}}e^{\boxed{\text{キ}}}}-\boxed{\text{ク}} である。また、DD を yy 軸の周りに1回転してできる立体の体積を V1V_{1} とすると、V1=ケコ(eサ−シeス−セ)π\displaystyle V_{1}=\frac{\boxed{\text{ケ}}}{\boxed{\text{コ}}}\left(e^{\boxed{\text{サ}}}-\frac{\boxed{\text{シ}}}{e^{\boxed{\text{ス}}}}-\boxed{\text{セ}}\right)\pi である。

(2) 曲線 C2C_{2} の 5≦x≦23\sqrt{5}\leq x\leq2\sqrt{3} の部分の長さを LL とすると、LL は定積分 ∫523xソ+タx dx\displaystyle \int_{\sqrt{5}}^{2\sqrt{3}}\frac{\sqrt{x^{\boxed{\text{ソ}}}+\boxed{\text{タ}}}}{x}\,dx で求められる。xソ+タ=t\sqrt{x^{\boxed{\text{ソ}}}+\boxed{\text{タ}}}=t とおいて置換積分を行うと、L=チ+log⁡ツテ\displaystyle L=\boxed{\text{チ}}+\log\frac{\boxed{\text{ツ}}}{\boxed{\text{テ}}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

接点条件から指数定数を定め、差の積分・円筒殻・弧長の置換積分を用いた。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • a=1e2;T=43e−13e2−3;V1=12(e2−1e2−4)π;L=1+log⁡53.\displaystyle a=\frac1{e^2};\qquad T=\frac43e-\frac1{3e^2}-3;\qquad V_1=\frac12\left(e^2-\frac1{e^2}-4\right)\pi;\qquad L=1+\log\frac53.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

2曲線が接する点のxx座標をx0x_0とする。接点で関数値と導関数が一致するから ax02+1=2log⁡x0,2ax0=2x0.\displaystyle ax_0^2+1=2\log x_0,\qquad 2ax_0=\frac2{x_0}. 第2式よりax02=1ax_0^2=1。これを第1式に代入すると2=2log⁡x02=2\log x_0なのでx0=ex_0=e、a=e−2a=e^{-2}。実際、h(x)=x2/e2+1−2log⁡xh(x)=x^2/e^2+1-2\log xとおくと、h′(x)=2x(x2e2−1)\displaystyle h\prime(x)=\frac2x(\frac{x^2}{e^2}-1)は0<x<e0<x<eで負、x>ex>eで正であり、h(e)=0h(e)=0。従って共有点はこの1点だけである。

(1) 1≦x≦e1\leq x\leq eでC1C_1がC2C_2の上側にあるので T=∫1e(x2e2+1−2log⁡x)dx=[x33e2+3x−2xlog⁡x]1e=43e−13e2−3.\displaystyle T=\int_1^e\left(\frac{x^2}{e^2}+1-2\log x\right)dx =\left[\frac{x^3}{3e^2}+3x-2x\log x\right]_1^e =\frac43e-\frac1{3e^2}-3. 回転体は円筒殻で考えると V1=2π∫1ex(x2e2+1−2log⁡x)dx=2π[x44e2+x2−x2log⁡x]1e=12(e2−1e2−4)π.\displaystyle V_1=2\pi\int_1^e x\left(\frac{x^2}{e^2}+1-2\log x\right)dx =2\pi\left[\frac{x^4}{4e^2}+x^2-x^2\log x\right]_1^e =\frac12\left(e^2-\frac1{e^2}-4\right)\pi.

(2) C2C_2の導関数は2/x2/xである。従って弧長は L=∫5231+4x2 dx=∫523x2+4x dx.\displaystyle L=\int_{\sqrt5}^{2\sqrt3}\sqrt{1+\frac4{x^2}}\,dx =\int_{\sqrt5}^{2\sqrt3}\frac{\sqrt{x^2+4}}x\,dx. t=x2+4t=\sqrt{x^2+4}とおくとdx=(t/x)dtdx=(t/x)dt、積分区間は3≦t≦43\leq t\leq4となるので L=∫34t2t2−4dt=∫34(1+1t−2−1t+2)dt=[t+log⁡∣t−2t+2∣]34=1+log⁡53.\displaystyle L=\int_3^4\frac{t^2}{t^2-4}dt =\int_3^4\left(1+\frac1{t-2}-\frac1{t+2}\right)dt =\left[t+\log\left|\frac{t-2}{t+2}\right|\right]_3^4 =1+\log\frac53.

この問題で使う考え方

  • 対数関数のグラフ・増減
  • 指数・対数関数の微分
  • 曲線で囲まれた面積
  • 定積分による体積
  • 部分積分法
  • 置換積分法
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 曲線の長さ

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