愛媛大学/2002年度/前期
愛媛大学 2002年 数学 第1問解答・解説
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1問題
平面上の点のうち, 座標と 座標がともに整数である点を格子点と呼ぶ。今,原点より,次の4つの移動(基本移動という)をくり返すことによって,点 まで移動することを考える。 は,格子点 より,それぞれ ,,, への移動を表す。
原点から点 までの一つの移動に際して,実施された基本移動をその実施順に並べたものをこの移動の「経路」,その実施回数をこの経路の「道のり」という。また,一つの経路にあらわれる基本移動 の個数を,それぞれ とする。(2つの経路は,道のりが同じで基本移動の並びが同一のときのみ,同じ経路とみなされる。)
例えば,右の図の矢印は,原点から,順に と基本移動をくり返すことによる点 までの移動を示しているが,この移動では,経路は であり,道のりは , である。

(1) 道のりが となる経路における と が満たすべき条件を求めよ。 (2) 道のりが となる経路の総数を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1)e,nは整数で、、e≧1、n≧2(したがって)。 (2)735通り。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
東へ進む回数を、西を、南を、北をとする。点に着くことと道のりがであることから、 よってであり、である。これらを道のりの式に代入すると したがって。ゆえにである。
各場合のは、それぞれとなる。同じ移動の並び替えは同一の経路なので、各場合の経路数は である。したがって総数は 以上より、(1)の条件はであり、(2)の総数は通りである。
終点への水平・垂直変位と総歩数を連立し、非負整数制約から移動回数の組を列挙する。各組ごとに同じ向きの移動を区別しない順列数を多項係数で求めて合算する。
この問題で使う考え方
- 移動回数の連立条件
- 同じものを含む順列(多項係数)
- 場合の数の加法
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