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愛媛大学/2007年度/前期

愛媛大学 2007年 数学 第6問解答・解説

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1問題

愛媛大学2007年度第6問

四角形 A1B1C1D1A_1B_1C_1D_1 を1辺の長さが aa の正方形とする。自然数 nn に対して、四角形 AnBnCnDnA_nB_nC_nD_n から4点 An+1,Bn+1,Cn+1,Dn+1A_{n+1},B_{n+1},C_{n+1},D_{n+1} を次のように定める。辺 AnBnA_nB_n、BnCnB_nC_n、CnDnC_nD_n、DnAnD_nA_n の中点をそれぞれ Kn,Ln,Mn,NnK_n,L_n,M_n,N_n とし、線分 AnMnA_nM_n と線分 BnNnB_nN_n の交点を An+1A_{n+1}、線分 BnNnB_nN_n と線分 CnKnC_nK_n の交点を Bn+1B_{n+1}、線分 CnKnC_nK_n と線分 DnLnD_nL_n の交点を Cn+1C_{n+1}、線分 DnLnD_nL_n と線分 AnMnA_nM_n の交点を Dn+1D_{n+1} とする。

(1) すべての nn について四角形 AnBnCnDnA_nB_nC_nD_n は正方形であることを数学的帰納法によって示せ。

(2) 4つの三角形 △AnAn+1Nn\triangle A_nA_{n+1}N_n、△BnBn+1Kn\triangle B_nB_{n+1}K_n、△CnCn+1Ln\triangle C_nC_{n+1}L_n、△DnDn+1Mn\triangle D_nD_{n+1}M_n の面積の和 SnS_n を求めよ。

(3) (2)で求めた SnS_n について、無限級数 ∑n=1∞Sn\displaystyle \sum\limits _{n=1}^{\infty}S_nの和を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

四辺の中点を使ってできる四交点を、現在の正方形の一辺を ss とする座標で表す。交点は順に (s/5,2s/5),(3s/5,s/5),(4s/5,3s/5),(2s/5,4s/5)(s/5,2s/5),(3s/5,s/5),(4s/5,3s/5),(2s/5,4s/5)。隣り合う辺の内積は 00、長さは等しく s/5s/\sqrt5 なので、次の四角形も正方形である。帰納法により全段で正方形となり、sn=a/(5)n−1s_n=a/(\sqrt5)^{n-1}。

各段の角三角形は底辺 sn/2s_n/2、高さ sn/5s_n/5。したがって Sn=sn2/5=a2/5nS_n=s_n^2/5=a^2/5^n で、初項 a2/5a^2/5・公比 1/51/5 の無限等比級数の和は a2/4a^2/4。

**答え**:(1) 全て正方形、sn=a/(5)n−1s_n=a/(\sqrt5)^{n-1}。(2) Sn=a2/5nS_n=a^2/5^n。(3) ∑Sn=a2/4\displaystyle \sum S_n=a^2/4。

この問題で使う考え方

  • 直線の方程式
  • 2点間の距離
  • 数学的帰納法
  • 等比数列の一般項
  • 無限等比級数

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