愛媛大学/2009年度/前期
愛媛大学 2009年 数学 第8問解答・解説
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1問題
とする。 軸上の点 より,曲線 に異なる2本の接線が引けるための のとり得る値の範囲を求めたい。次の問に答えよ。ただし,必要があれば,自然数 に対して となることを用いてもよい。
(1) 曲線 上の点 における接線の方程式を求めよ。
(2) (1) で求めた接線の 切片を とする。関数 の増減,極値を調べ,そのグラフをかけ。ただし,グラフの凹凸は調べなくてもよい。
(3) のとり得る値の範囲を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- 極小値 at 極大値 at
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
だから (1) 点 における接線は したがって、その 切片は である。
(2) を微分すると 指数因子は正であるから、 は および 、 は および で成り立つ。 でも だが、増減は変わらない。よって は で減少し、 で増加し、 で減少する。極小値は で 、極大値は で である。
問題文で許された極限から および であり、左では負側、右では正側から近づく。グラフは を通る極小の後に原点を水平に通過し、 で極大となってから 軸に近づく。別添図に概形を示す。
(3) 点 を通る接線の条件は、その 切片が となること、すなわち となることである。 とおく。 の増減と極値から、 および のとき、水平線 はそれぞれグラフと2点で交わる。 では の1点、 では極値の1点だけであり、 では交点がない。
2つの接点が同じ接線を表す可能性も除く。 である。仮に2つの異なる接点 が同じ切片 と同じ傾き をもつなら、 かつ ところが より、 の2接点は を、 の2接点は をはさんでおり、その区間では は両端の共通値 より小さい。従って上の積分は負となり矛盾する。よって2つの接点は異なる接線を与える。
以上より、求める範囲は すなわち である。
この問題で使う考え方
- 積の微分
- 合成関数の微分
- 指数・対数関数の微分
- 第二次導関数
- 導関数と増減
- 曲線の接線
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