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愛媛大学/2010年度/前期

愛媛大学 2010年 数学 第4問解答・解説

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1問題

愛媛大学2010年度第4問

4の数字が書かれたカードが1枚,3の数字が書かれたカードが1枚,2の数字が書かれたカードが2枚,1の数字が書かれたカードが2枚,0の数字が書かれたカードが4枚ある。これら合計10枚のカードをよくまぜて,左から右に一列に並べる。

(1) 左から4番目までの4枚のカードに書かれた数がすべて0となる確率を求めよ。

(2) 右から1番目のカードに書かれた数の期待値を求めよ。

(3) 左から3番目までの3枚のカードに書かれた3つの数について,次の条件 ①,②を考える。

① 3つの数がすべて異なる。

② 3つの数の中で,左から1番目のカードに書かれた数 aa が最大である。

条件①,②の両方が同時にみたされた場合の得点を aa とし,それ以外の場合の得点を 00 とする。

(i) 得点が4となる確率を求めよ。

(ii) 得点の期待値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 1/210。(2) 13/10。(3)(i) 7/90。(ii) 17/30。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

カード自体は区別できるものとして数える。10枚を並べた結果は全て同様に確からしい。

(1) 左から4枚がすべて0となる確率は 410⋅39⋅28⋅17=1210.\displaystyle \frac4{10}\cdot\frac3{9}\cdot\frac2{8}\cdot\frac1{7}=\frac1{210}.

(2) 右端のカードは10枚のどれも同じ確率で選ばれる。書かれた数の合計は 4+3+2⋅2+1⋅2+0⋅4=134+3+2\cdot2+1\cdot2+0\cdot4=13 なので、期待値は 13/1013/10。

(3) 左から3枚の順序付き結果は 10⋅9⋅8=72010\cdot9\cdot8=720 通り。

(i) 得点4となるには、最初のカードが唯一の4で、続く2枚が4未満の異なる数でなければならない。残りの0,1,2,3のカード枚数はそれぞれ4,2,2,1枚。2つの異なる数の組ごとに順序を2通り考えると、有利な下2枚の並べ方は 2(4⋅2+4⋅2+4⋅1+2⋅2+2⋅1+2⋅1)=56.2(4\cdot2+4\cdot2+4\cdot1+2\cdot2+2\cdot1+2\cdot1)=56. 従って確率は 56720=790.\displaystyle \frac{56}{720}=\frac7{90}.

(ii) 最初のカードの数を aa とする。a=0,1a=0,1 では条件を満たせない。a=2a=2 のとき、残りで使える異なる数は0,1で、下2枚の順序は 2(4⋅2)=162(4\cdot2)=16 通り。a=3a=3 のときは0,1,2から異なる2数を選び順序づけるため 2(4⋅2+4⋅2+2⋅2)=402(4\cdot2+4\cdot2+2\cdot2)=40 通り。a=4a=4 のときは (i) より56通り。よって得点の期待値は 2⋅2⋅16+3⋅1⋅40+4⋅1⋅56720=408720=1730.\displaystyle \frac{2\cdot2\cdot16+3\cdot1\cdot40+4\cdot1\cdot56}{720} =\frac{408}{720}=\frac{17}{30}.

この問題で使う考え方

  • 順列の逐次確率
  • 確率変数の期待値
  • 重複カードを区別した順序数え上げ

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