愛媛大学/2010年度/前期
愛媛大学 2010年 数学 第9問解答・解説
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1問題
を自然数とし,集合 をで定める。ただし,条件(★),(☆)は次で与えられるとする。 (★)2次方程式 は異なる2つの実数解 をもち, は整数である。 (☆)2次方程式 は異なる2つの整数解 をもつ。
(1) 2つの集合 について, が成り立つことを証明せよ。
(2) (i) のそれぞれの場合について,集合 を,要素を書き並べて表せ。 (ii) 集合 の要素のうち,最大の数を求めよ。 (iii) 集合 のすべての要素の和を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
解答を見る答えはこの解答の中にあります
判定 採用。 原文 PDF p.18 の問9と指定旧答 A062 を照合。集合 の証明、 の指数表示、最大値・総和は正しい。原文の「自然数」は入試の通常の正整数として扱う。表示タグの差分はない。
数学確認 (1) とし、異なる実根の差の絶対値を とする。根の和は 、積は なので根はともに正。 は正整数であり、 両因子は正で同じ偶奇、積は偶数なのでどちらも偶数。積が2の冪だから各因子も2の冪であり、根 は異なる整数。従って 。
逆に なら根の積 と和 が正なので2根は正整数。積が2の冪なので根は (異なる非負整数 )、 と表せる。従って は異なる実根をもつ二次方程式の係数で、根の差も整数。ゆえに 。従って 。
小さい方の指数を とすれば (2)(i) は とも のみで、それぞれ 。
(ii) とすると、許される隣り合う指数の範囲 で 従って最大は の 。
(iii) なら和の指数は0から まで全て1度ずつで総和は 。 なら指数 だけが抜け、総和は 。
指定旧答 A062 と結論・論証は一致する。
この問題で使う考え方
- 約数・倍数
- 二次方程式の判別式
- 有理数指数と指数法則
- 解と係数の関係
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