円の中心を原点とし、半径が1なので ∣OA∣=∣OB∣=∣OC∣=1。正三角形の隣り合う頂点に対する中心角は 120∘ だから OA⋅OB=cos120∘=−21.
(2) 正三角形の中心は重心でもあるので、位置ベクトルの和は零ベクトル。 OC=−OA−OB.
(3) p=OP とする。OA+OB+OC=0 より AP2+BP2+CP2=∣p−OA∣2+∣p−OB∣2+∣p−OC∣2=3∣p∣2+3≧3. 等号は p=0、すなわち P=O のときに限る。
(4) 座標軸を回転し、OA=(1,0)、OB=(−21,23)、OC=(−21,−23) とおく。Q は単位円周上にあるので OQ=(cosθ,sinθ) と表せる。このとき内積は順に cosθ,−21cosθ+23sinθ,−21cosθ−23sinθ. よって平方の和は cos2θ+(−21cosθ+23sinθ)2+(−21cosθ−23sinθ)2=23.
(5) u=OA⋅OQ、v=OB⋅OQ、w=OC⋅OQ とおく。(2)から u+v+w=0、(4)から u2+v2+w2=23。また、両点が単位円周上なので AQ2=2−2u,BQ2=2−2v,CQ2=2−2w. したがって AQ4+BQ4+CQ4=4((1−u)2+(1−v)2+(1−w)2)=4(3−2(u+v+w)+u2+v2+w2)=18.
三頂点の中心角は120∘なので隣接位置ベクトルの内積は−21。正三角形の重心が円の中心と一致するため三ベクトルの和は0で、Cのベクトル表現が得られる。任意のPについて距離平方和を展開すると3∣OP∣2+3となり、最小値3はP=Oで達成。円周上のQを単位座標で表せば、三内積の二乗和は23。最後は距離二乗が2−2(OA⋅OQ)等であることと、三内積の和0・二乗和23から距離4乗和18が従う。