岐阜大学/2012年度
岐阜大学 2012年 数学 第2問解答・解説
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1問題
1から8までの番号が1つずつ重複せずに書かれた8個の玉が, 箱の中に入っている。1回目の操作として, 箱から3個の玉を同時に取り出し, 最大番号と最小番号の玉は箱に戻さず, 残りの1個を箱に戻す。この状態から2回目の操作として, さらに箱から3個の玉を同時に取り出す。1回目の操作で取り出した3個の玉の最大番号と最小番号の差を n₁, 2回目の操作で取り出した3個の玉の最大番号と最小番号の差を n₂ とする。以下の問に答えよ。
(1) n₁ ≧ 3 となる確率を求めよ。
(2) 2回目の操作で取り出した3個の玉の中に, 5の番号が書かれた玉が含まれる確率を求めよ。
(3) n₁ + n₂ ≦ 11 となる確率を求めよ。 (配点比率 20 %)
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
解答を見る答えはこの解答の中にあります
解答 (1) 1回目の3個組は 通りで等確率である。 となるには、3個の相異なる整数の最大値と最小値の差が2でなければならない。この場合は の6通りだけだから
(2) 5の玉が1回目に最小値として取り除かれる組は、5より大きい3個から2個を選ぶ 通りである。最大値として取り除かれる組は、5より小さい4個から2個を選ぶ 通りである。従って5が箱に残る確率は 。残っていれば箱には6個あり、2回目に5を含む選び方は 通り、全体は 通りなので、条件付き確率は 。よって求める確率は
(3) 1回目の最小値を 、最大値を 、差を とする。中間の玉は 通りに選べる。最小値と最大値だけが箱から除かれるため、2回目は 1から8までの玉から の玉を除いた6個から3個を選ぶ。従って全結果は 通りで等確率である。
なら、2回目の範囲は高々7なので が必ず成り立つ。この場合の有利な結果数は
の端点 に対して、残った6個からの選び方で範囲が6以下となるものはそれぞれ20、16、20通りである。中央の端点組 の場合だけ、残りの集合 で範囲7となる組があり、これは両端1と8を含む4通りである。中間の玉は各端点組に対して4通りなので、有利数は 。
の端点は 。各場合、残りの6個の最小値と最大値の差は6で、条件 に反するのは両端を含む4組だから、有利な2回目の選び方はそれぞれ16通り。中間の玉は各5通りなので、有利数は 。
では端点は 、残りは連続する6個 である。範囲が5となる組は両端2と7を含む4通りだから、範囲4以下の選び方は16通り。中間の玉は6通りなので有利数は 。
以上より
この問題で使う考え方
- 組合せ
- 確率の基本法則
- 条件付き確率
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