岐阜大学/2014年度
岐阜大学 2014年 数学 第4問解答・解説
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1問題
行列I,J,Oをそれぞれ I = ((1, 0), (0, 1)),J = ((0, −1), (1, 0)),O = ((0, 0), (0, 0)) とする。また,実数a,bを用いて aI + bJ と表される行列全体の集合をUとおく。行列A,BがUに属するとき,以下の問に答えよ。
(1) ABはUに属することを示せ。
(2) AB = BAであることを示せ。
(3) AB = Oと仮定する。このときA = OまたはB = Oであることを示せ。
(4) + I = OをみたすAをすべて求めよ。 (配点比率 20 %)
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
解答を見る答えはこの解答の中にあります
(1), (2). 積を展開すると 係数 と は実数なので である。さらに 実数の積の交換法則から 、 であり、 を得る。
(3). とする。(1)の表示と の係数比較により この二式を二乗して加えると 実数の平方は 以上であるから、積が となるには または である。前者なら なので 、後者なら なので である。
(4). まず だから、これをもう一度二乗して よって は、係数比較により と同値である。第二式から または または である。 なら第一式は 、 なら となるが、いずれも実数では不可能である。したがって であり、第一式は 、すなわち となる。ゆえに 、 で、(符号は独立)である。
以上の四通りは実際に条件を満たす。実際、 なら したがって である。求める行列は
この問題で使う考え方
- 行列を用いた表現
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