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岐阜大学/2016年度

岐阜大学 2016年 数学 第3問解答・解説

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1問題

岐阜大学2016年度第3問

−π/2 < θ < π/2 のとき,以下の問に答えよ。

(1) θ の方程式 cos 3θ + cos θ = 0 を解け。

(2) k を正の整数とする。θ の方程式 cos 3θ − k cos θ = 0 が解をもつ k を求めよ。また,そのときの解 θ を求めよ。

(3) m と n を正の整数とする。θ の方程式 m cos θ − 3 cos 3θ + n (1 + cos 2θ) = 0 が解をもつ m, n の組 (m, n) を求めよ。また,そのときの解 θ を求めよ。 (配点比率 20 %)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

−π/2<θ<π/2-\pi/2<\theta<\pi/2 より t=cos⁡θt=\cos\theta とおくと 0<t≦10<t\le1 である。三倍角と倍角の公式から cos⁡3θ=4t3−3t,1+cos⁡2θ=2t2.\cos3\theta=4t^3-3t,\qquad 1+\cos2\theta=2t^2. (1) 方程式は 4t3−2t=2t(2t2−1)=04t^3-2t=2t(2t^2-1)=0。t>0t>0 より t=1/2t=1/\sqrt2 なので θ=±π4.\displaystyle \boxed{\theta=\pm\frac\pi4}. (2) 方程式は t{4t2−(k+3)}=0t\{4t^2-(k+3)\}=0 だから t2=(k+3)/4t^2=(k+3)/4。0<t≦10<t\le1 と kk が正の整数であることより k≦1k\le1、したがって k=1k=1 に限る。このとき t=1t=1 なので k=1,θ=0.\boxed{k=1,\quad\theta=0}. (3) 方程式を整理し、t>0t>0 で割ると 12t2−2nt−(m+9)=0.12t^2-2nt-(m+9)=0. この二次方程式の二根の積は −(m+9)/12<0-(m+9)/12<0 なので、正の根はただ一つである。F(t)=12t2−2nt−(m+9)F(t)=12t^2-2nt-(m+9) とおくと F(0)<0F(0)<0 であるから、その正の根が 11 以下にあるための必要十分条件は F(1)≧0F(1)\ge0、すなわち m+2n≦3.m+2n\le3. m,nm,n は正の整数なので m+2n≧3m+2n\ge3。よって (m,n)=(1,1)(m,n)=(1,1) に限る。このとき 12t2−2t−10=2(t−1)(6t+5)=012t^2-2t-10=2(t-1)(6t+5)=0 より t=1t=1。したがって (m,n)=(1,1),θ=0.\boxed{(m,n)=(1,1),\quad\theta=0}.

この問題で使う考え方

  • 三倍角の公式
  • 置換
  • 根の存在範囲
  • 整数条件

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