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岐阜大学/2019年度

岐阜大学 2019年 数学 第1問解答・解説

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1問題

岐阜大学2019年度第1問

1個のさいころを4回投げて,出る目を順に a,b,c,d とし,その積を N=abcd とする。以下の問に答えよ。

(1) N=720 となる確率を求めよ。

(2) N=360 となる確率を求めよ。

(3) N>720 となる確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

4回の出目を順序つきの等確率な結果として数え、目標積ごとに素因数の指数で可能な出目の組を分類してから、順列数を数える。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1108,136,191296)\displaystyle \left(\frac{1}{108},\frac{1}{36},\frac{19}{1296}\right)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

全事象は4回の出目の順序つき組であり、その数は 64=12966^4=1296 である。 (1) 720=5⋅144720=5\cdot144 なので、出目の一つは 55 であり、残り3個の積は 144144。3の因子の指数から、残りに含まれる 33 または 66 はちょうど2個である。2個がともに 66 なら残りは 44。6,36,3 なら残りは 88、3,33,3 なら残りは 1616 となり、いずれも1個のさいころの目にならない。したがって残りは 4,6,64,6,6。その並べ方は 33 通りで、55 の位置は 44 通りだから、該当する順序つき組は 4⋅3=124\cdot3=12 通り。確率は 12/1296=1/10812/1296=1/108。 (2) 360=5⋅72360=5\cdot72 なので、出目の一つは 55 であり、残り3個の積は 7272。3の因子の指数から、残りに含まれる 33 または 66 はちょうど2個である。これが 6,66,6 なら残りは 22、6,36,3 なら残りは 44、3,33,3 なら残りは 88 で不可能。よって残りの目は 6,6,26,6,2 または 6,3,46,3,4。前者は 33 通り、後者は 66 通りで、55 の位置は各場合とも 44 通り。したがって該当数は 4(3+6)=364(3+6)=36 通り、確率は 36/1296=1/3636/1296=1/36。 (3) 目が 33 以下のさいころが一つでもあれば積は高々 3⋅63=648<7203\cdot6^3=648<720。よって積が 720720 を超えるには全ての目が 4,5,64,5,6 でなければならない。目を小さい順に並べると、積が 720720 を超える組は (4,6,6,6)(4,6,6,6)、(5,5,5,6)(5,5,5,6)、(5,5,6,6)(5,5,6,6)、(5,6,6,6)(5,6,6,6)、(6,6,6,6)(6,6,6,6)。これらの順列数はそれぞれ 4,4,6,4,14,4,6,4,1 通りで、合計 1919 通り。したがって確率は 19/129619/1296。

この問題で使う考え方

  • 積の法則
  • 順列
  • 確率の基本法則
  • 独立な試行

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