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千葉大学/2017年度

千葉大学 2017年 数学 第4問解答・解説

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1問題

千葉大学2017年度第4問

1個のさいころを3回投げて,以下のルールで各回の得点を決める。

・1回目は,出た目が得点になる。 ・2回目は,出た目が1回目と同じならば得点は0,異なれば出た目が得点になる。 ・3回目は,出た目が1回目または2回目と同じならば得点は0,どちらとも異なれば出た目が得点になる。

3回の得点の和を総得点とし,総得点が n となる確率を pnp_n とする。

(1) 総得点 n の最大値, 最小値と, それらの n に対する pnp_n を求めよ。

(2) p6p_6 を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

出目列を含まれる異なる目の個数で分類し、等確率な列を数える。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)nmax⁡=15, p15=136;nmin⁡=1, p1=1216.\displaystyle (1)\quad n_{\max}=15,\space{}p_{15}=\frac{1}{36};\qquad n_{\min}=1,\space{}p_1=\frac{1}{216}.
    (2)p6=19216.\displaystyle (2)\quad p_6=\frac{19}{216}.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

【追加仮定(原文に明記なし)】公平な六面体さいころを独立に3回振るという確率モデルを用います。

各回の出目を x1,x2,x3x_1,x_2,x_3 とする。得点に加わるのは、それまでに出ていない目が初めて出たときだけなので、総得点 SS は x1,x2,x3x_1,x_2,x_3 の異なる値の和である。全事象は 63=2166^3=216 通りで、同様に確からしい。

(1) 異なる目は高々3個だから、S≦6+5+4=15S\le 6+5+4=15。等号は 4,5,64,5,6 が1回ずつ出るときに限り、その順序は 3!=63!=6 通りである。したがって p15=6216=136\displaystyle p_{15}=\frac{6}{216}=\frac1{36}。いっぽう最初の出目は少なくとも1で、他の得点は非負なので S≧1S\ge1。S=1S=1 となるのは (1,1,1)(1,1,1) だけだから p1=1216\displaystyle p_1=\frac1{216}。

(2) 出目の異なる値の個数で場合分けする。1個なら同じ目が3回出て、その目が6の場合の1通り。2個なら異なる2数の和が6である組は {1,5},{2,4}\{1,5\},\{2,4\} の2組であり、各組について3回の列に両方の目が現れるものは 23−2=62^3-2=6 通り、計12通り。3個なら相異なる3数の最小の和が 1+2+3=61+2+3=6 なので、和が6となる組は {1,2,3}\{1,2,3\} のみで、その順序は 3!=63!=6 通り。よって総得点 66となる列は 1+12+6=191+12+6=19 通りであり、p6=19216\displaystyle p_6=\frac{19}{216}。

この問題で使う考え方

  • 和の法則
  • 積の法則
  • 順列
  • 確率の基本法則
  • 独立な試行

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