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千葉大学/2017年度

千葉大学 2017年 数学 第9問解答・解説

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1問題

千葉大学2017年度第9問

複素数平面上の点 z(z≠−i2)\displaystyle z\left(z\neq-\frac{i}{2}\right) に対して, w=z+2i2z+i\displaystyle w=\frac{z+2i}{2z+i} とする。

(1) 点 z が原点を中心とする半径1の円周上を動くとき, 点 w の描く図形を求めよ。

(2) 点 z が点 α\alpha を中心とする半径1の円周上を動くとき, 点 w は原点を中心とする半径 r の円周を描く。このような r と α\alpha の組をすべて求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

まず逆式を求めるとz=i(2−w)/(2w−1)z=i(2-w)/(2w-1)であり、有限のzzからw=1/2w=1/2は生じない。 (1) ∣z∣=1|z|=1は∣2−w∣=∣2w−1∣|2-w|=|2w-1|と同値である。w=x+iyw=x+iyとおき二乗して展開するとx2+y2=1x^2+y^2=1。この円は除外点w=1/2w=1/2を含まず、逆式で全点が対応するから、原点中心・半径1の円周全体。 (2) A=α+2i,B=2α+iA=\alpha+2i,B=2\alpha+iとおく。∣z−α∣=1|z-\alpha|=1を逆式で書くと ∣A−Bw∣=∣2w−1∣.|A-Bw|=|2w-1|. 像がw=r(cos⁡θ+isin⁡θ)w=r(\cos\theta+i\sin\theta)の全体なら、二乗差 (∣A∣2−1)+(∣B∣2−4)r2−2r{Re⁡(AB‾)cos⁡θ+Im⁡(AB‾)sin⁡θ}+4rcos⁡θ=0(|A|^2-1)+(|B|^2-4)r^2-2r\{\operatorname{Re}(A\overline B)\cos\theta+\operatorname{Im}(A\overline B)\sin\theta\}+4r\cos\theta=0 が全てのθ\thetaで成立する。係数比較よりAB‾=2A\overline B=2である。 α=u+iv\alpha=u+ivとおけばAB‾=2u2+2v2+5v+2+3uiA\overline B=2u^2+2v^2+5v+2+3uiだからu=0u=0、v(2v+5)=0v(2v+5)=0。 α=0\alpha=0なら定数項は3−3r2=03-3r^2=0でr=1r=1。α=−5i/2\alpha=-5i/2なら−3/4+12r2=0-3/4+12r^2=0でr=1/4r=1/4。 両候補の像の円はw=1/2w=1/2を含まず、逆式から元の円周全体と対応する。よって (r,α)=(1,0),(1/4,−5i/2).(r,\alpha)=(1,0),\quad(1/4,-5i/2).

この問題で使う考え方

  • 絶対値の二乗
  • 係数比較
  • 逆変換

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