本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

群馬大学/2001年度

群馬大学 2001年 数学 第3問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

群馬大学2001年度第3問

次の問いに答えよ。

(1) 平面上の△ABCにおいて, AB→⋅BC→=BC→⋅CA→=CA→⋅AB→\overrightarrow{AB} \cdot \overrightarrow{BC} = \overrightarrow{BC} \cdot \overrightarrow{CA} = \overrightarrow{CA} \cdot \overrightarrow{AB} (ベクトルの内積)が成立するとき, △ABCは正三角形であることを示せ。

(2) 平面上の四角形 ABCD の内角はどれも 180∘180^{\circ} より小とする。 AB→⋅BC→=BC→⋅CD→=CD→⋅DA→=DA→⋅AB→\overrightarrow{AB} \cdot \overrightarrow{BC} = \overrightarrow{BC} \cdot \overrightarrow{CD} = \overrightarrow{CD} \cdot \overrightarrow{DA} = \overrightarrow{DA} \cdot \overrightarrow{AB} (ベクトルの内積)が成立するとき,四角形 ABCD は長方形であることを示せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) △ABC は正三角形。(2) 四角形 ABCD は長方形。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) u⃗=AB→, v⃗=BC→, w⃗=CA→\vec u=\overrightarrow{AB},\ \vec v=\overrightarrow{BC},\ \vec w=\overrightarrow{CA} とおく。u⃗+v⃗+w⃗=0⃗\vec u+\vec v+\vec w=\vec0 であり、共通の内積を KK とする。u⃗+v⃗+w⃗=0⃗\vec u+\vec v+\vec w=\vec0 にそれぞれ u⃗,v⃗,w⃗\vec u,\vec v,\vec w を内積すると ∣u⃗∣2+2K=0,∣v⃗∣2+2K=0,∣w⃗∣2+2K=0.|\vec u|^2+2K=0,\qquad |\vec v|^2+2K=0,\qquad |\vec w|^2+2K=0. したがって ∣u⃗∣=∣v⃗∣=∣w⃗∣|\vec u|=|\vec v|=|\vec w| であり、△ABC\triangle ABC は正三角形である。

(2) u⃗=AB→, v⃗=BC→, w⃗=CD→, z⃗=DA→\vec u=\overrightarrow{AB},\ \vec v=\overrightarrow{BC},\ \vec w=\overrightarrow{CD},\ \vec z=\overrightarrow{DA} とおく。u⃗+v⃗+w⃗+z⃗=0⃗\vec u+\vec v+\vec w+\vec z=\vec0 で、隣り合う辺の内積を共通に KK とする。この閉路の等式に u⃗\vec u と w⃗\vec w をそれぞれ内積すると ∣u⃗∣2+u⃗⋅w⃗+2K=0,∣w⃗∣2+u⃗⋅w⃗+2K=0,|\vec u|^2+\vec u\cdot\vec w+2K=0,\qquad |\vec w|^2+\vec u\cdot\vec w+2K=0, よって ∣u⃗∣=∣w⃗∣|\vec u|=|\vec w|。同様に ∣v⃗∣=∣z⃗∣|\vec v|=|\vec z|。四角形は凸なので、対角線 ACAC を使うと △ABC\triangle ABC と △CDA\triangle CDA は三辺相等で合同である。したがって AB∥CDAB\parallel CD、BC∥DABC\parallel DA となり、ABCDABCD は平行四辺形である。

平行四辺形より w⃗=−u⃗\vec w=-\vec u。条件から u⃗⋅v⃗=v⃗⋅w⃗=−u⃗⋅v⃗\vec u\cdot\vec v=\vec v\cdot\vec w=-\vec u\cdot\vec v なので u⃗⋅v⃗=0\vec u\cdot\vec v=0。隣り合う辺が垂直な平行四辺形だから、ABCDABCD は長方形である。

採用答案のベクトル閉路の使い方を原文の条件に照らして確認した。三角形では閉路との内積から三辺の平方が一致し、四角形では対辺の長さが一致する。すべての内角が180°未満という条件と、対角線による三辺相等の合同から平行四辺形を示した後、与えられた内積の等式から隣辺の直交性を導くため、結論は条件から従う。

この問題で使う考え方

  • ベクトルの閉路和と内積
  • 三辺相等による合同
  • 対辺の長さから平行四辺形を示す

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。