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群馬大学/2011年度

群馬大学 2011年 数学 第3問解答・解説

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1問題

群馬大学2011年度第3問

直線 ℓ:y=12x−14\displaystyle \ell: y = \frac{1}{2}x - \frac{1}{4} 上の点 P から曲線 y=x2y = x^{2} にひいた 2 接線の接点を Q, R とし, θ=∠QPR\theta = \angle QPR とするとき, 次の問いに答えよ。

(1) P の x 座標を t とし P を ℓ 上動かす。 t≠0t \neq 0 のとき, tan⁡θ\tan\theta を t の関数として表せ。

(2) θ の最大値を求め, このときの点 P の座標を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) tan⁡θ=−2t2−t2+14t\displaystyle \tan\theta=-\frac{2\sqrt{t^2-\frac t2+\frac14}}{t} (t≠0)(t\ne0). (2) 最大値2π3\displaystyle \frac{2\pi}{3}、P=(1,14)\displaystyle P=(1,\frac14).

3解答

解答を見る途中式つきの解答

P=(t,p)P=(t,p), p=t/2−1/4p=t/2-1/4 とする。放物線上の接点の xx 座標を uu とすれば接線は y=2ux−u2y=2ux-u^2。これが PP を通る条件は u2−2tu+p=0u^2-2tu+p=0。その判別式は 4(t2−p)=4D,D=t2−t2+14=(t−14)2+316>0.\displaystyle 4(t^2-p)=4D,\qquad D=t^2-\frac t2+\frac14=\left(t-\frac14\right)^2+\frac3{16}>0. 接点を u=t+Du=t+\sqrt D, v=t−Dv=t-\sqrt D とする。接線上の差から PQ→=D(1,2u),PR→=−D(1,2v).\overrightarrow{PQ}=\sqrt D(1,2u),\qquad \overrightarrow{PR}=-\sqrt D(1,2v). また uv=puv=p なので PQ→⋅PR→=−D(1+4p)=−2tD,∣det⁡(PQ→,PR→)∣=4D3/2.\overrightarrow{PQ}\cdot\overrightarrow{PR}=-D(1+4p)=-2tD,\qquad |\det(\overrightarrow{PQ},\overrightarrow{PR})|=4D^{3/2}. 従って t≠0t\ne0 では tan⁡θ=−2D/t\tan\theta=-2\sqrt D/t。t<0t<0 は鋭角、t=0t=0 は直角で、いずれも 2π/32\pi/3 を越えない。t>0t>0 では角は鈍角であり、s=∣tan⁡θ∣=2D/ts=|\tan\theta|=2\sqrt D/t とおくと s2=4Dt2=(1t−1)2+3≧3,\displaystyle s^2=\frac{4D}{t^2}=\left(\frac1t-1\right)^2+3\ge3, 等号は t=1t=1。鈍角の余角側 π−θ\pi-\theta は鋭角で正接 ss をもつため、ss 最小時に θ\theta 最大。s=3s=\sqrt3 なら π−θ=π/3\pi-\theta=\pi/3 なので最大角は 2π/32\pi/3。このとき P=(1,1/4)P=(1,1/4)。

P=(t,t2−14)\displaystyle P=(t,\frac t2-\frac14)から放物線 y=x2y=x^2へ引く接線の接点はu=t±Du=t\pm\sqrt D、D=t2−t2+14>0\displaystyle D=t^2-\frac t2+\frac14>0。tan⁡θ=−2Dt\displaystyle \tan\theta=-\frac{2\sqrt D}{t} (t≠0)(t\ne0)。t=1t=1で鈍角 θ が最大 2π3\displaystyle \text{鈍角 }\theta\text{ が最大 }\frac{2\pi}{3}、P=(1,14)\displaystyle P=(1,\frac14)。

この問題で使う考え方

  • 接線方程式
  • 判別式
  • 内積と行列式
  • 単変数平方完成

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