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群馬大学/2015年度

群馬大学 2015年 数学 第2問解答・解説

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1問題

群馬大学2015年度第2問

x, y, z は正の数で x+y+z=1x+1y+1z=4\displaystyle x + y + z = \frac{1}{x} + \frac{1}{y} + \frac{1}{z} = 4 を満たす。

(1) x+y=a,xy=bx + y = a, xy = b とおくとき, a, b を z を用いて表せ。

(2) z のとりうる値の範囲を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)a=4−z(1) a=4−z、b=z(4−z)/(4z−1)b=z(4−z)/(4z−1)。 (2) (13−√105)/8 ≦ z ≦ (13+√105)/8。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

まず x+y+z=4x+y+z=4 より a=x+y=4−z,0<z<4.a=x+y=4-z,\qquad 0<z<4. また、逆数の条件に xyzxyz を掛けると xy+yz+zx=4xyz.xy+yz+zx=4xyz. b=xyb=xy、a=x+ya=x+y を用いれば b+za=4bzb+za=4bz だから b(4z−1)=za.b(4z-1)=za. a,z,ba,z,b は正なので 4z−1>04z-1>0、すなわち z>1/4z>1/4 であり、 b=za4z−1=z(4−z)4z−1.\displaystyle b=\frac{za}{4z-1}=\frac{z(4-z)}{4z-1}. これで (1) を得る。

次に、x,yx,y は二次方程式 u2−au+b=0u^2-au+b=0 の2根である。a>0a>0、b>0b>0 なので、x,yx,y が正の実数となるための必要十分条件は判別式 D=a2−4b≧0D=a^2-4b\ge0 である。1/4<z<41/4<z<4 を用いると D=(4−z)2−4z(4−z)4z−1=(4−z)(−4z2+13z−4)4z−1.\displaystyle D=(4-z)^2-\frac{4z(4-z)}{4z-1} =\frac{(4-z)(-4z^2+13z-4)}{4z-1}. 分母と 4−z4-z は正だから、D≧0D\ge0 は −4z2+13z−4≧0-4z^2+13z-4\ge0 と同値である。この二次式の根は (13±105)/8(13\pm\sqrt{105})/8 なので 13−1058≦z≦13+1058.\displaystyle \frac{13-\sqrt{105}}8\le z\le\frac{13+\sqrt{105}}8. この区間は 1/4<z<41/4<z<4 に含まれる。

逆に、この範囲の zz をとり、x,yx,y を u2−au+b=0u^2-au+b=0 の2根とすれば、D≧0D\ge0 であり、根の和 a>0a>0、積 b>0b>0 から x,yx,y は正である。さらに x+y+z=a+z=4,1x+1y+1z=ab+1z=4z−1z+1z=4.\displaystyle x+y+z=a+z=4,\qquad \frac1x+\frac1y+\frac1z=\frac{a}{b}+\frac1z=\frac{4z-1}{z}+\frac1z=4. よってこの範囲のすべての zz が実現し、求める範囲は上記の閉区間である。

この問題で使う考え方

  • 二次不等式とグラフ
  • 二次方程式の判別式
  • 解と係数の関係

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