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自治医科大学/2015年度/前期

自治医科大学 2015年 数学 第22問解答・解説

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1問題

自治医科大学2015年度第22問

関数 f(x)=2axx2−ax+1\displaystyle f(x)=\frac{2ax}{x^2-ax+1}(∣a∣<2|a|<2,aa は実数)の最大値が2となるとき,aa のとる値は,pp と qq の2つ存在する。∣p−q∣|p-q| の値を求めよ。   選択肢:㋐ 00,㋕ 11,㋚ 22,㋟ 33,㋤ 44。   ㋩ 55,㋮ 66,㋳ 77,㋶ 88,㋻ 99。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

分母の正値を平方完成で確かめ、f(x)≦2 と等号成立を二次式の非負性・判別式に帰着させる。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • ∣p−q∣=2(\lvert p-q\rvert=2\quad(サ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

∣a∣<2|a|<2 より、分母は x2−ax+1=(x−a2)2+1−a24>0\displaystyle x^2-ax+1=\left(x-\frac{a}{2}\right)^2+1-\frac{a^2}{4}>0 となる。したがって、すべての実数 xx で f(x)≦2f(x)\le 2 となる条件は 2axx2−ax+1≦2すなわちx2−2ax+1≧0\displaystyle \frac{2ax}{x^2-ax+1}\le 2 \quad\text{すなわち}\quad x^2-2ax+1\ge 0 である。

f(x)f(x) の最大値が 22 であるためには、この不等式がすべての実数 xx で成り立ち、さらに等号となる実数 xx が存在しなければならない。二次式 x2−2ax+1x^2-2ax+1 がすべての実数で非負であるための条件は判別式 Δ≦0\Delta\le 0、実数解をもつための条件は Δ≧0\Delta\ge 0 だから、ここでは Δ=0\Delta=0 である。 Δ=(−2a)2−4=4(a2−1)=0よりa=1 または a=−1.\Delta=(-2a)^2-4=4(a^2-1)=0 \quad\text{より}\quad a=1\ \text{または}\ a=-1. いずれも ∣a∣<2|a|<2 を満たし、x=ax=a のとき x2−2ax+1=0x^2-2ax+1=0 となるので、実際に f(a)=2f(a)=2 である。よって p,qp,q は 1,−11,-1 であり、 ∣p−q∣=∣1−(−1)∣=2.|p-q|=|1-(-1)|=2. したがって解答記号は (サ)(\text{サ}) である。

この問題で使う考え方

  • 二次不等式とグラフ
  • 二次方程式の判別式

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