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自治医科大学/2015年度/前期

自治医科大学 2015年 数学 第19問解答・解説

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1問題

自治医科大学2015年度第19問

円 C1:x2+y2=a2C_1:x^2+y^2=a^2(aa は正の実数)のとき,円 C1C_1 と xx 軸との交点を A(−a,0)A(-a,0),B(a,0)B(a,0) とする。円 C2C_2 は点 AA を中心とする円であり,円 C1C_1 上の点 PP(PP の yy 座標は正の実数とする)で円 C1C_1 と交わることとする。線分 ABAB と円 C2C_2 の交点を QQ としたとき,線分 PQPQ の長さの最大値を MM とする。36M2a\displaystyle \frac{3\sqrt{6}M}{2a} の値を求めよ。   選択肢:㋐ 00,㋕ 11,㋚ 22,㋟ 33,㋤ 44。   ㋩ 55,㋮ 66,㋳ 77,㋶ 88,㋻ 99。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 4(4\quad(ナ)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

円 C2C_2 の半径を t=APt=AP とおく。点 PP は円 C1C_1 上にあり yy 座標が正なので、PP は A,BA,B のいずれでもない。したがって 0<t<2a0<t<2a である。

円 C2C_2 の方程式は (x+a)2+y2=t2(x+a)^2+y^2=t^2 だから、xx 軸との交点の xx 座標は −a−t,−a+t-a-t,-a+t である。前者は −a-a より小さく線分 ABAB 上にない。後者は −a<−a+t<a-a<-a+t<a を満たす。よって線分 ABAB と円 C2C_2 の交点はただ一つで、Q=(−a+t,0)Q=(-a+t,0) となる。

P=(xP,yP)P=(x_P,y_P) とすると、PP は円 C1,C2C_1,C_2 上にあるから xP2+yP2=a2,(xP+a)2+yP2=t2.x_P^2+y_P^2=a^2,\qquad (x_P+a)^2+y_P^2=t^2. 二式の差をとると xP=t22a−a,yP2=a2−xP2=t2(1−t24a2).\displaystyle x_P=\frac{t^2}{2a}-a,\qquad y_P^2=a^2-x_P^2=t^2\left(1-\frac{t^2}{4a^2}\right). したがって PQ2=(xQ−xP)2+yP2=(t−t22a)2+t2(1−t24a2)=2t2−t3a.\displaystyle \begin{aligned} PQ^2&=(x_Q-x_P)^2+y_P^2\\ &=\left(t-\frac{t^2}{2a}\right)^2+t^2\left(1-\frac{t^2}{4a^2}\right)\\ &=2t^2-\frac{t^3}{a}. \end{aligned} ここで u=t/au=t/a とおくと 0<u<20<u<2 であり、PQ2=a2u2(2−u)PQ^2=a^2u^2(2-u) である。g(u)=u2(2−u)g(u)=u^2(2-u) とすれば g′(u)=u(4−3u).g'(u)=u(4-3u). よって 0<u<43\displaystyle 0<u<\frac43 では gg は増加し、43<u<2\displaystyle \frac43<u<2 では減少する。最大値は u=43\displaystyle u=\frac43 のときにとる。この値は範囲内であり、実際にこのとき xP=−a9\displaystyle x_P=-\frac a9、yP=459a>0\displaystyle y_P=\frac{4\sqrt5}{9}a>0 となるので実現する。 M2=a2(43)2(2−43)=3227a2,M=469a.\displaystyle M^2=a^2\left(\frac43\right)^2\left(2-\frac43\right)=\frac{32}{27}a^2, \qquad M=\frac{4\sqrt6}{9}a. したがって 36M2a=362a⋅469a=4.\displaystyle \frac{3\sqrt6M}{2a}=\frac{3\sqrt6}{2a}\cdot\frac{4\sqrt6}{9}a=4. 共通の選択肢では 44 に対応する記号はナである。

この問題で使う考え方

  • 円の方程式
  • 座標による距離
  • 多項式の導関数
  • 導関数と増減
  • 極大・極小

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