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自治医科大学/2015年度/前期

自治医科大学 2015年 数学 第7問解答・解説

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1問題

自治医科大学2015年度第7問

四角形 ABCDABCD は,円に内接する。各辺は,それぞれ,AB=2AB=2,BC=3BC=3,CD=4CD=4,DA=5DA=5 であるとする。四角形 ABCDABCD の面積を SS とするとき,S30\displaystyle \frac{S}{\sqrt{30}} の値を求めよ。   選択肢:㋐ 00,㋕ 11,㋚ 22,㋟ 33,㋤ 44。   ㋩ 55,㋮ 66,㋳ 77,㋶ 88,㋻ 99。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

対角線ACで二つの三角形に分ける。円に内接する四角形の対角が補角となることから、余弦定理で角の余弦を求め、三角形の面積の和を計算する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • S30=2\displaystyle \dfrac{S}{\sqrt{30}}=2\quad(サ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

四角形 ABCDABCD は円に内接するから、対角 ∠ABC=θ\angle ABC=\theta、∠ADC=180∘−θ\angle ADC=180^\circ-\theta とおく。対角線 ACAC を引く。円周角の定理より、二つの対角は補角である。

余弦定理を △ABC\triangle ABC と △ADC\triangle ADC にそれぞれ用いると、 AC2=22+32−2⋅2⋅3cos⁡θ=13−12cos⁡θ,AC^2=2^2+3^2-2\cdot2\cdot3\cos\theta=13-12\cos\theta, AC2=52+42−2⋅5⋅4cos⁡(180∘−θ)=41+40cos⁡θ.AC^2=5^2+4^2-2\cdot5\cdot4\cos(180^\circ-\theta)=41+40\cos\theta. これらは同じ AC2AC^2 なので、13−12cos⁡θ=41+40cos⁡θ13-12\cos\theta=41+40\cos\theta、したがって cos⁡θ=−713\displaystyle \cos\theta=-\frac{7}{13} である。0∘<θ<180∘0^\circ<\theta<180^\circ より sin⁡θ>0\sin\theta>0 だから、 sin⁡θ=1−cos⁡2θ=1−49169=23013.\displaystyle \sin\theta=\sqrt{1-\cos^2\theta}=\sqrt{1-\frac{49}{169}}=\frac{2\sqrt{30}}{13}. 四角形の面積は二つの三角形の面積の和であり、sin⁡(180∘−θ)=sin⁡θ\sin(180^\circ-\theta)=\sin\theta より、 S=12⋅2⋅3sin⁡θ+12⋅5⋅4sin⁡(180∘−θ)=13sin⁡θ=230.\displaystyle S=\frac12\cdot2\cdot3\sin\theta+\frac12\cdot5\cdot4\sin(180^\circ-\theta)=13\sin\theta=2\sqrt{30}. したがって S30=2\displaystyle \frac{S}{\sqrt{30}}=2。選択肢では サ\text{サ} である。

この問題で使う考え方

  • 円の性質
  • 余弦定理
  • 三角比による面積
  • 三角比と相互関係

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