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自治医科大学/2015年度/前期

自治医科大学 2015年 数学 第20問解答・解説

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1問題

自治医科大学2015年度第20問

lim⁡n→∞{(n+2)(n+3)−(n−2)(n−3)}=a\displaystyle \lim\limits _{n\to\infty}\left\{\sqrt{(n+2)(n+3)}-\sqrt{(n-2)(n-3)}\right\}=a とする。極限値 aa を求めよ。   選択肢:㋐ 00,㋕ 11,㋚ 22,㋟ 33,㋤ 44。   ㋩ 55,㋮ 66,㋳ 77,㋶ 88,㋻ 99。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

差を共役な式で有理化し、分子・分母をnで割って極限を求める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • a=5a=5\quad (ハ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

設問の式を En=(n+2)(n+3)−(n−2)(n−3)E_n=\sqrt{(n+2)(n+3)}-\sqrt{(n-2)(n-3)} とおく。n≧3n\ge 3 では両方の根号の中が非負である。共役な式を掛けて分母を有理化すると、 En=(n+2)(n+3)−(n−2)(n−3)(n+2)(n+3)+(n−2)(n−3)=(n2+5n+6)−(n2−5n+6)n2+5n+6+n2−5n+6=10nn2+5n+6+n2−5n+6.\displaystyle \begin{aligned} E_n &=\frac{(n+2)(n+3)-(n-2)(n-3)} {\sqrt{(n+2)(n+3)}+\sqrt{(n-2)(n-3)}}\\ &=\frac{(n^2+5n+6)-(n^2-5n+6)} {\sqrt{n^2+5n+6}+\sqrt{n^2-5n+6}}\\ &=\frac{10n}{\sqrt{n^2+5n+6}+\sqrt{n^2-5n+6}}. \end{aligned} n>0n>0 なので分母の各項から nn をくくると、 En=101+5n+6n2+1−5n+6n2.\displaystyle E_n=\frac{10}{\sqrt{1+\frac{5}{n}+\frac{6}{n^2}}+\sqrt{1-\frac{5}{n}+\frac{6}{n^2}}}. n→∞n\to\infty のとき、分母の各平方根は 11 に近づく。したがって a=lim⁡n→∞En=101+1=5.\displaystyle a=\lim\limits _{n\to\infty}E_n=\frac{10}{1+1}=5. よって極限値は 55 であり、選択記号は(ハ)である。

この問題で使う考え方

  • 数列の極限
  • 無理関数の性質

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