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自治医科大学/2015年度/前期

自治医科大学 2015年 数学 第6問解答・解説

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1問題

自治医科大学2015年度第6問

2つの放物線 C1:y=x2C_1:y=x^2,C2:y=x2−ax+a+a32\displaystyle C_2:y=x^2-ax+a+\frac{a^3}{2}(aa は正の実数)について考える。直線 LL は C1,C2C_1,C_2 にそれぞれ点 A,BA,B で接する。点 A,BA,B の xx 座標をそれぞれ p,qp,q としたとき,p+q−a2p+q-a^2 の値を求めよ。   選択肢:㋐ 00,㋕ 11,㋚ 22,㋟ 33,㋤ 44。   ㋩ 55,㋮ 66,㋳ 77,㋶ 88,㋻ 99。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

接点をp,qとし、平方完成で各接線の切片と傾きを求め、共通直線の係数一致からp+qを導く。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 2 (サ)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

接線条件を微分を使わずに導く。二次曲線と直線の交点の方程式で、接点が重解になる条件を用いる。

点 A=(p,p2)A=(p,p^2) を通る傾き mm の直線を y=p2+m(x−p)y=p^2+m(x-p) とおく。これと C1:y=x2C_1:y=x^2 との交点の xx 座標は x2−p2−m(x−p)=(x−p)(x+p−m)=0x^2-p^2-m(x-p)=(x-p)(x+p-m)=0 を満たす。x=px=p が接点であり重解だから、第2因子も x=px=p で 00 となる。よって m=2pm=2p であり、C1C_1 の接線は y=2px−p2y=2px-p^2 である。

次に c=a+a32\displaystyle c=a+\dfrac{a^3}{2} とおき、点 B=(q,q2−aq+c)B=(q,q^2-aq+c) を通る傾き nn の直線を y=q2−aq+c+n(x−q)y=q^2-aq+c+n(x-q) とおく。これと C2:y=x2−ax+cC_2:y=x^2-ax+c との交点の xx 座標は x2−ax+c−{q2−aq+c+n(x−q)}=(x−q)(x+q−a−n)=0x^2-ax+c-\{q^2-aq+c+n(x-q)\}=(x-q)(x+q-a-n)=0 を満たす。x=qx=q が接点で重解なので、第2因子に x=qx=q を代入して n=2q−an=2q-a を得る。したがって C2C_2 の接線は y=q2−aq+c+(2q−a)(x−q)=(2q−a)x+c−q2y=q^2-aq+c+(2q-a)(x-q)=(2q-a)x+c-q^2 である。

この二つの接線が同じ直線 LL なので、傾きと切片がそれぞれ等しい。よって 2p=2q−a,−p2=a+a32−q2.\displaystyle 2p=2q-a,\qquad -p^2=a+\frac{a^3}{2}-q^2. 前者から q−p=a2\displaystyle q-p=\dfrac a2、後者から q2−p2=a+a32\displaystyle q^2-p^2=a+\dfrac{a^3}{2} を得る。ここで a>0a>0 だから、差の平方を因数分解して aa で割ると a2(p+q)=a(1+a22),p+q=2+a2.\displaystyle \frac a2(p+q)=a\left(1+\frac{a^2}{2}\right),\qquad p+q=2+a^2. したがって p+q−a2=2.p+q-a^2=2. 確認として、p=1+a22−a4\displaystyle p=1+\dfrac{a^2}{2}-\dfrac a4、q=1+a22+a4\displaystyle q=1+\dfrac{a^2}{2}+\dfrac a4 とすれば、傾き条件を満たし、 q2−p2=(q−p)(q+p)=a2(2+a2)=a+a32\displaystyle q^2-p^2=(q-p)(q+p)=\frac a2(2+a^2)=a+\frac{a^3}{2} より切片条件も満たす。共通選択肢で 22 に対応する記号は (サ)(\text{サ}) である。

この問題で使う考え方

  • 接線の方程式

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