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自治医科大学/2015年度/前期

自治医科大学 2015年 数学 第21問解答・解説

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1問題

自治医科大学2015年度第21問

関数 f(t)=∫0π2(x−tcos⁡x)2 dx\displaystyle f(t)=\int_{0}^{\frac{\pi}{2}}(x-t\cos x)^2\,dx は,t=at=a(aa は正の実数)で最小値をとるものとする。aa を超えない最大の整数の値を求めよ。   選択肢:㋐ 00,㋕ 11,㋚ 22,㋟ 33,㋤ 44。   ㋩ 55,㋮ 66,㋳ 77,㋶ 88,㋻ 99。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

積分を展開してtの二次式にし、二次係数が正であることを確認して平方完成する。最小点を正確に求めた後、πの基本範囲から整数部分を判定する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 0(0\quad(ア)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

関数を展開して、tt に関する二次式として見る。 f(t)=∫0π2x2 dx−2t∫0π2xcos⁡x dx+t2∫0π2cos⁡2x dx.\displaystyle \begin{aligned} f(t) &=\int_0^{\frac{\pi}{2}}x^2\,dx -2t\int_0^{\frac{\pi}{2}}x\cos x\,dx +t^2\int_0^{\frac{\pi}{2}}\cos^2 x\,dx. \end{aligned} 部分積分と二倍角の公式より、 ∫0π2xcos⁡x dx=[xsin⁡x]0π2−∫0π2sin⁡x dx=π2−1,∫0π2cos⁡2x dx=∫0π21+cos⁡2x2 dx=π4.\displaystyle \begin{aligned} \int_0^{\frac{\pi}{2}}x\cos x\,dx &=\left[x\sin x\right]_0^{\frac{\pi}{2}} -\int_0^{\frac{\pi}{2}}\sin x\,dx =\frac{\pi}{2}-1,\\ \int_0^{\frac{\pi}{2}}\cos^2 x\,dx &=\int_0^{\frac{\pi}{2}}\frac{1+\cos 2x}{2}\,dx =\frac{\pi}{4}. \end{aligned} K=∫0π2x2 dx\displaystyle K=\int_0^{\frac{\pi}{2}}x^2\,dx、B=π2−1\displaystyle B=\frac{\pi}{2}-1、C=π4\displaystyle C=\frac{\pi}{4} とおくと、C>0C>0 であり、 f(t)=K−2Bt+Ct2=C(t−BC)2+K−B2C.\displaystyle f(t)=K-2Bt+Ct^2 =C\left(t-\frac{B}{C}\right)^2+K-\frac{B^2}{C}. したがって、f(t)f(t) は t=BC\displaystyle t=\frac{B}{C} で最小となるので、 a=π2−1π4=2−4π.\displaystyle a=\frac{\frac{\pi}{2}-1}{\frac{\pi}{4}}=2-\frac{4}{\pi}. 2<π<42<\pi<4 より 0<2−4π<1\displaystyle 0<2-\frac{4}{\pi}<1 である。したがって、aa を超えない最大の整数は 00 であり、選択肢は(ア)である。

この問題で使う考え方

  • 二次関数の最大・最小
  • 二倍角の公式
  • 定積分
  • 部分積分法

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