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群馬大学/2016年度

群馬大学 2016年 数学 第2問解答・解説

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1問題

群馬大学2016年度第2問

次の6つの数

(10−3)13,log⁡374,79,log⁡75,1log⁡612,log⁡(15−10)12\displaystyle \left(\sqrt{10}-\sqrt{3}\right)^{\frac13},\quad \log_{\sqrt3}\frac74,\quad \frac79,\quad \log_7 5,\quad \frac1{\log_6 12},\quad \log_{(\sqrt{15}-\sqrt{10})}12

について答えよ。

(1) 6つの数のうち負の数はどれか,すべて答えよ。

(2) 6つの数のうち1以上の数はどれか,すべて答えよ。

(3) 6つの数のうち, (1) と (2) 以外の数を左から小さい順に並べよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1)

15−10>0\sqrt{15}-\sqrt{10}>0であり、 15<10+1  ⟺  15<11+210\sqrt{15}<\sqrt{10}+1\iff15<11+2\sqrt{10} は2<102<\sqrt{10}から成り立つ。したがって0<15−10<10<\sqrt{15}-\sqrt{10}<1。 この底の対数関数は減少し、真数12>112>1なのでlog⁡15−1012<0\log_{\sqrt{15}-\sqrt{10}}12<0となる。他の数はいずれも正であるから、負の数は log⁡15−1012\boxed{\log_{\sqrt{15}-\sqrt{10}}12} のみである。

(2)

10>1+3\sqrt{10}>1+\sqrt3は10>4+2310>4+2\sqrt3、すなわち3>33>\sqrt3から成り立つ。従って(10−3)1/3>1(\sqrt{10}-\sqrt3)^{1/3}>1。 また7/4>37/4>\sqrt3は49/16>349/16>3から分かるのでlog⁡3(7/4)>1\log_{\sqrt3}(7/4)>1。 残りについては7/9<17/9<1、1<5<71<5<7より0<log⁡75<10<\log_7 5<1、1<6<121<6<12より0<1/log⁡612<10<1/\log_6 12<1である。 よって1以上の数は (10−3)1/3,log⁡374.\displaystyle \boxed{(\sqrt{10}-\sqrt3)^{1/3},\qquad\log_{\sqrt3}\frac74}.

(3)

底の変換公式より1/log⁡612=log⁡1261/\log_6 12=\log_{12}6。 64=1296<1728=1236^4=1296<1728=12^3なのでlog⁡126<3/4\log_{12}6<3/4である。 また74=2401<3125=557^4=2401<3125=5^5なのでlog⁡75>4/5\log_7 5>4/5である。 したがって log⁡126<34<79<45<log⁡75.\displaystyle \log_{12}6<\frac34<\frac79<\frac45<\log_7 5. 従って小さい順は 1log⁡612<79<log⁡75.\displaystyle \boxed{\frac1{\log_6 12}<\frac79<\log_7 5}.

この問題で使う考え方

  • 底による単調性
  • 底の変換
  • 有理数を挟む大小比較

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