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群馬大学/2016年度

群馬大学 2016年 数学 第5問解答・解説

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1問題

群馬大学2016年度第5問

袋の中に白と黒の石がそれぞれ6個ずつ入っている。まずA君が袋の中から3個の石を同時に取り出し, 新たに白の石2個と黒の石1個を袋にいれる。次にB君が袋の中から3個の石を同時に取り出し, 新たに白の石1個と黒の石2個を袋にいれる。

(1) 上記の試行において, A 君が 1 個の白の石と 2 個の黒の石を同時に取り出す確率を求めよ。

(2) A 君と B 君による上記の試行の後に袋の中にある石について, 白の石と黒の石が同数になる確率を求めよ。

(3) A 君と B 君による上記の試行の後に袋の中にある石について, 白の石が黒の石より多くなる確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

袋の中には初めに白石6個、黒石6個がある。A君の取り出しを終えて補充した後も石は12個であり、B君の取り出し後に補充した後も12個である。

(1) 12個から同時に3個を選ぶ場合の数は (123)=220\displaystyle \binom{12}{3}=220。白1個・黒2個の選び方は (61)(62)=90\displaystyle \binom61\binom62=90 通りなので、確率は (61)(62)(123)=90220=922.\displaystyle \frac{\binom61\binom62}{\binom{12}{3}}=\frac{90}{220}=\boxed{\frac9{22}}.

(2)(3) A君が白石を ii 個取り出したとする。この場合の数は Ni=(6i)(63−i)(i=0,1,2,3)\displaystyle N_i=\binom6i\binom6{3-i}\quad (i=0,1,2,3) であり、順に 20,90,90,2020,90,90,20 通り。A君が補充した後の袋には白石 8−i8-i 個、黒石 4+i4+i 個がある。続いてB君が白石 jj 個、黒石 3−j3-j 個を取り出す場合の数は (8−ij)(4+i3−j).\displaystyle \binom{8-i}{j}\binom{4+i}{3-j}. その後に白石1個・黒石2個が補充されるので、最終的な白石数と黒石数はそれぞれ W=9−i−j,K=3+i+j.W=9-i-j,\qquad K=3+i+j. 各段階で12個から3個を同時に選ぶため、二段階の全場合数は (123)2=48400\displaystyle \binom{12}{3}^2=48400。

(2) 白黒同数となるのは W=KW=K、すなわち i+j=3i+j=3 の場合である。有利な場合数は 20(83)(40)+90(72)(51)+90(61)(62)+20(50)(73)=1120+9450+8100+700=19370.\displaystyle \begin{aligned} &20\binom83\binom40+90\binom72\binom51 +90\binom61\binom62+20\binom50\binom73\\ &=1120+9450+8100+700=19370. \end{aligned} したがって確率は 1937048400=19374840.\displaystyle \frac{19370}{48400}=\boxed{\frac{1937}{4840}}.

(3) 白石が黒石より多いのは W>KW>K、すなわち i+j≦2i+j\le2 の場合である。i=0,1,2i=0,1,2 ごとの有利な場合数は i=0:20((80)(43)+(81)(42)+(82)(41))=20(4+48+112)=3280,i=1:90((70)(53)+(71)(52))=90(10+70)=7200,i=2:90(60)(63)=1800.\displaystyle \begin{aligned} i=0:&\quad20\left(\binom80\binom43+\binom81\binom42+\binom82\binom41\right)=20(4+48+112)=3280,\\ i=1:&\quad90\left(\binom70\binom53+\binom71\binom52\right)=90(10+70)=7200,\\ i=2:&\quad90\binom60\binom63=1800. \end{aligned} i=3i=3 では条件 i+j≦2i+j\le2 を満たせない。ゆえに有利な場合数の合計は 3280+7200+1800=122803280+7200+1800=12280 であり、求める確率は 1228048400=3071210.\displaystyle \frac{12280}{48400}=\boxed{\frac{307}{1210}}.

この問題で使う考え方

  • 組合せによる同時抽出の場合数
  • 段階的抽出の条件付き場合数の集計
  • 抽出後の個数条件による場合分け

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