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広島大学/2015年度/前期

広島大学 2015年 数学 第3問解答・解説

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1問題

広島大学2015年度第3問

座標空間内に5点 O(0,0,0),A(0,0,34),B(12,0,12),C(s,t,0),D(0,u,0)\displaystyle \mathrm{O}(0,0,0),\quad \mathrm{A}\left(0,0,\frac{3}{4}\right),\quad \mathrm{B}\left(\frac{1}{2},0,\frac{1}{2}\right),\quad \mathrm{C}(s,t,0),\quad \mathrm{D}(0,u,0) がある。ただし、s,t,us,t,u は実数で、s>0,t>0,s+t=1s>0,t>0,s+t=1 を満たすとする。3点 A,B,C\mathrm{A},\mathrm{B},\mathrm{C} の定める平面が yy 軸と点 D\mathrm{D} で交わっているとき、次の問いに答えよ。

(1) 直線 AB\mathrm{AB} と xx 軸との交点の xx 座標を求めよ。

(2) uu を tt を用いて表せ。また、0<u<10<u<1 であることを示せ。

(3) 点 (0,1,0)(0,1,0) を E\mathrm{E} とする。点 D\mathrm{D} が線分 OE\mathrm{OE} を 12:112:1 に内分するとき、tt の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

A,B,Cが一直線上にないことを確認し、平面ABC内の点Dを位置ベクトルの媒介表示で表して座標を比較する。最後に線分の内分比を座標に置き換える。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)  32,(2)  u=3t1+2t  (0<u<1),(3)  t=45.\displaystyle \begin{aligned} &(1)\;\frac{3}{2},\qquad (2)\;u=\frac{3t}{1+2t}\;(0<u<1),\qquad (3)\;t=\frac{4}{5}. \end{aligned}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) AB\mathrm{AB} 上の点を PP とし、P=A+λ(B−A)P=\mathrm{A}+\lambda(\mathrm{B}-\mathrm{A}) とおくと、 P(λ2,0,34−λ4).\displaystyle P\left(\frac{\lambda}{2},0,\frac34-\frac{\lambda}{4}\right). xx 軸上では z=0z=0 だから λ=3\lambda=3 となり、x=32\displaystyle x=\frac32。

(2) D\mathrm{D} は平面 ABC\mathrm{ABC} 上にある。A,B\mathrm{A},\mathrm{B} は y=0y=0 上にあり、C\mathrm{C} は t>0t>0 より y>0y>0 なので、A,B,C\mathrm{A},\mathrm{B},\mathrm{C} は一直線上にない。したがって、ある実数 λ,μ\lambda,\mu により D=A+λ(B−A)+μ(C−A)\mathrm{D}=\mathrm{A}+\lambda(\mathrm{B}-\mathrm{A})+\mu(\mathrm{C}-\mathrm{A}) と表せる。D=(0,u,0)\mathrm{D}=(0,u,0) の各座標を比較して 0=λ2+μs,u=μt,0=34−λ4−3μ4.\displaystyle 0=\frac{\lambda}{2}+\mu s,\qquad u=\mu t,\qquad 0=\frac34-\frac{\lambda}{4}-\frac{3\mu}{4}. 第1、第3式より λ=−2μs,3=λ+3μ=μ(3−2s).\lambda=-2\mu s,\qquad 3=\lambda+3\mu=\mu(3-2s). s=1−ts=1-t より μ=33−2s=31+2t\displaystyle \mu=\frac{3}{3-2s}=\frac{3}{1+2t}、したがって u=3t1+2t\displaystyle u=\frac{3t}{1+2t}。s>0,t>0,s+t=1s>0,t>0,s+t=1 より 0<t<10<t<1。よって 1+2t>01+2t>0 から u>0u>0。また 3t<1+2t3t<1+2t は t<1t<1 と同値だから u<1u<1。

(3) OD:DE=12:1\mathrm{OD}:\mathrm{DE}=12:1 で、OE=1\mathrm{OE}=1 より u=1213\displaystyle u=\frac{12}{13}。これを (2) に代入すると 3t1+2t=1213,39t=12+24t,15t=12,\displaystyle \frac{3t}{1+2t}=\frac{12}{13},\qquad 39t=12+24t,\qquad 15t=12, ∴  t=45\displaystyle \therefore\;t=\frac45。

この問題で使う考え方

  • 内分・外分点
  • 位置ベクトル
  • ベクトルの成分表示
  • 空間座標と空間ベクトル
  • ベクトルによる図形の考察

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