(1) f(x) を微分すると f′(x)=−2x2+(2a+1)x−a=−2(x−a)(x−21). x=a で極大となるには、f′(x) の符号がその点の左で正、右で負になればよい。
a>1/2 なら、x=a の少し左では x−a<0、x−1/2>0 なので f′(x)>0、右では両因子が正なので f′(x)<0。よって極大である。a<1/2 なら x=a をまたぐと符号は負から正へ変わり、極小となる。a=1/2 なら f′(x)=−2(x−1/2)2 で符号は変わらない。したがって a>21.
(2) 絶対値の中身の符号が変わる x=−1,2 で分ける。 ∣x+1∣+∣x−2∣=⎩⎨⎧−2x+132x−1(x≦−1),(−1≦x≦2),(x≧2). x≦−1 では −2x+1≦4 より x≧−3/2。中央区間はすべて不等式を満たす。x≧2 では 2x−1≦4 より x≦5/2。合わせると −23≦x≦25.
(3) 以下、(1)より a>1/2、また(2)の範囲 −3/2≦x≦5/2 を考える。導関数の符号は f′(x)<0 (x<1/2),f′(x)>0 (1/2<x<a),f′(x)<0 (x>a). 区間端と極値候補での値を計算すると f(−23)=830a+27,f(21)=241−6a,f(25)=2490a−175,f(a)=6a2(2a−3). 最大値を調べる。a≦5/2 のとき、候補は左端・x=a・右端である。f は a から右端まで減るので f(a)≧f(5/2)。さらに f(−23)−f(a)=24(9−2a)(2a+3)2>0(21<a≦25) だから左端の値が最大。a>5/2 なら区間内では x=1/2 まで減少し、その後増加するため、最大候補は両端であり、 f(−23)−f(25)=332>0. この場合も左端が最大である。よって −3/2≦x≦5/2maxf(x)=830a+27.
最小値は、単調性から x=1/2 または右端 x=5/2 のどちらかでとる。差を比べると f(25)−f(21)=32(6a−11). 1/2<a<11/6 ならこの差は負なので右端が最小、a>11/6 なら差は正なので x=1/2 が最小。a=11/6 では両者が等しい。したがって −3/2≦x≦5/2minf(x)=⎩⎨⎧2490a−175241−6a(21<a≦611),(a≧611). 境目 a=11/6 では2つの式はいずれも −5/12 となり一致する。