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北海道大学/2009年度

北海道大学 2009年 数学 第2問解答・解説

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1問題

北海道大学2009年度第2問

直角三角形△ABCにおいて∠Bは直角であるとし,辺ACの長さをαとする。辺ACをn等分し,その分点をAに近い方から順にD₁, D₂, D₃, …, Dₙ₋₁とおく。1≦k≦n-1に対し,線分BDₖの長さをLₖとする。このとき,以下の問いに答えよ。

(1) Sn=∑k=1n−1(Lk)2\displaystyle S_{n}=\sum\limits _{k=1}^{n-1}(L_{k})^{2} を α\alpha と n で表せ。

(2) lim⁡n→∞Snn\displaystyle \lim\limits _{n\to\infty}\frac{S_n}{n} を α\alpha で表せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    Sn=alpha2(n−1)(2n−1)/(6n)S_n=alpha^2(n-1)(2n-1)/(6n)
  • (2)
    limitSn/n=alpha2/3limit S_n/n=alpha^2/3

3解答

解答を見る途中式つきの解答

AB=cAB=c とおく。AC=α, ADk=kα/nAC=\alpha,\ AD_k=k\alpha/n で cos⁡A=c/α\cos A=c/\alpha。余弦定理により Lk2=BDk2=c2+k2α2n2−2ckαncα=c2(1−2kn)+k2α2n2.\displaystyle L_k^2=BD_k^2 =c^2+\frac{k^2\alpha^2}{n^2} -2c\frac{k\alpha}{n}\frac c\alpha =c^2\left(1-\frac{2k}{n}\right)+\frac{k^2\alpha^2}{n^2}. Sn=∑k=1n−1Lk2\displaystyle S_n=\sum\limits _{k=1}^{n-1}L_k^2 だから Sn=c2((n−1)−2nn(n−1)2)+α2n2n(n−1)(2n−1)6=α2(n−1)(2n−1)6n.\displaystyle \begin{aligned} S_n &=c^2\left((n-1)-\frac2n\frac{n(n-1)}2\right) +\frac{\alpha^2}{n^2}\frac{n(n-1)(2n-1)}6\\ &=\frac{\alpha^2(n-1)(2n-1)}{6n}. \end{aligned} 従って Snn=α26(2−3n+1n2)⟶α23.\displaystyle \frac{S_n}{n}=\frac{\alpha^2}{6} \left(2-\frac3n+\frac1{n^2}\right)\longrightarrow\frac{\alpha^2}{3}.

この問題で使う考え方

  • 余弦定理
  • 一次和・二乗和
  • 式の整理

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