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北海道大学/2010年度

北海道大学 2010年 数学 第5問解答・解説

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1問題

北海道大学2010年度第5問

2本の当たりくじを含む102本のくじを, 1回に1本ずつ, くじがなくなるまで引き続けることにする。

(1) n 回目に 1 本目の当たりくじが出る確率を求めよ。

(2) A, B, C の 3 人が, A, B, C, A, B, C, A, ……の順に, このくじ引きを行うとする。1 本目の当たりくじを A が引く確率を求めよ。B と C についても, 1 本目の当たりくじを引く確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) P(N=n)=102−n5151\displaystyle P(N=n)=\frac{102-n}{5151} (1≦n≦101)(1\le n\le101)、n=102n=102では0。 (2) P(A)=103303, P(B)=13, P(C)=33101\displaystyle P(A)=\frac{103}{303},\ P(B)=\frac13,\ P(C)=\frac{33}{101}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

当たりくじ2本が並ぶ位置の組は、全 (1022)=5151\displaystyle \binom{102}{2}=5151 通りが同様に確からしい。

(1) 最初の当たりの位置を NN とする。N=nN=n となるには、位置 nn に当たりがあり、もう一方が n+1,…,102n+1,\ldots,102 のいずれかにある。よって有利な組は 102−n102-n 通りで、 P(N=n)=102−n5151(1≦n≦101),P(N=102)=0.\displaystyle P(N=n)=\frac{102-n}{5151}\quad(1\le n\le101),\qquad P(N=102)=0.

(2) A、B、Cが引く位置はそれぞれ 1+3k,2+3k,3+3k1+3k,2+3k,3+3k(k=0,…,33k=0,\ldots,33)。最初の当たりが位置 ii にある組は 102−i102-i 通りなので、該当組数は A:∑k=033(101−3k)=1751,B:∑k=033(100−3k)=1717,C:∑k=033(99−3k)=1683.\displaystyle \begin{aligned} A &: \sum\limits _{k=0}^{33}(101-3k)=1751,\\ B &: \sum\limits _{k=0}^{33}(100-3k)=1717,\\ C &: \sum\limits _{k=0}^{33}(99-3k)=1683. \end{aligned} したがって各確率は、1751/5151=103/3031751/5151=103/303、1717/5151=1/31717/5151=1/3、1683/5151=33/1011683/5151=33/101 である。分子の合計は 51515151 となり、3人の確率の合計も1と確認できる。

この問題で使う考え方

  • 組合せによる一様標本空間
  • 最初の当たり位置による場合分け
  • 等差数列の和

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