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香川大学/2021年度/前期

香川大学 2021年 数学 第3問解答・解説

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1問題

香川大学2021年度第3問

座標空間において、点 (0,0,1)(0,0,1) を中心とする半径1の球面を考える。点 P(0,1,2)P(0,1,2) と球面上の点 QQ の2点を通る直線が xyxy 平面と交わるとき、その交点を RR とおく。点 QQ が球面上を動くとき、RR の動く領域を求め、xyxy 平面に図示せよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • Rの動く領域は x2+4y≦4x^2+4y\le4、すなわち境界 y=1−x24\displaystyle y=1-\frac{x^2}{4} を含む放物線の下側。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

R=(x,y,0)とおく。PからRに向かう直線を X(t)=P+t(R−P)=(tx, 1+t(y−1), 2−2t)X(t)=P+t(R-P)=(tx,\ 1+t(y-1),\ 2-2t) と表す。Qが球面上にあるための条件を代入すると (tx)2+{1+t(y−1)}2+(1−2t)2=1,(tx)^2+\{1+t(y-1)\}^2+(1-2t)^2=1, すなわち、A=x2+(y−1)2+4>0A=x^2+(y-1)^2+4>0 として At2+2(y−3)t+1=0At^2+2(y-3)t+1=0 を得る。この二次方程式が実数解をもつ条件は (y−3)2−A≧0すなわち4−x2−4y≧0,(y-3)^2-A\ge0 \quad\text{すなわち}\quad 4-x^2-4y\ge0, したがって必要条件は x2+4y≦4x^2+4y\le4 である。

逆にこの不等式が成り立つと、二次方程式は実数解をもつ。また y≦1y\le1 なので解の和 2(3−y)/A2(3-y)/A と積 1/A1/A はともに正であり、少なくとも一つ正の解 tt がある。その解について X(t)X(t) は球面上にある。球面上の点の zz 座標は 0≦z≦20\le z\le2 だから、z=2−2tz=2-2t より 0<t≦10<t\le1。よって X(t)X(t) は線分 PRPR 上の球面点 QQ であり、その直線は xyxy 平面と RR で交わる。したがって条件は十分でもある。

以上より、求める領域は x2+4y≦4.\boxed{x^2+4y\le4}. 境界は頂点 (0,1)(0,1)、xx 切片 (−2,0),(2,0)(-2,0),(2,0) の放物線 y=1−x2/4y=1-x^2/4 で、その線上および下側を図示する。

この問題で使う考え方

  • 媒介変数による直線表示
  • 二次方程式の判別式と解の符号

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