鹿児島大学/2008年度/前期
鹿児島大学 2008年 数学 第1問解答・解説
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1問題
次の各問いに答えよ。
(1) 方程式 の虚数解の一つを とするとき, の値を求めよ。
(2) かつ であるような整数の組 のうち,条件「 または 」を満たすものの個数を求めよ。
(3) 半径 の円 の外部の点 からこの円に引いた接線の接点の一つを とする。 を端点とする円 の直径 をとる。三角形 の辺 と円 との交点を とするとき, の長さを求めよ。ただし, とする。
(4) 正六角形の頂点の中から異なる3点を選んで三角形を作る。この三角形が正三角形にも二等辺三角形にもならない確率を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
各小問を独立に処理し、複素数の根の関係、余事象の数え上げ、直角三角形と接弦定理による相似、正六角形の三頂点の円周上の間隔による分類を用いる。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) 0,
(2) 7,
(3) 3r,
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) は の虚数解なので、 かつ である。 より、。また だから、。
(2) 条件を満たす整数の範囲は、、 である。したがって全体は 組。求める条件「 または 」を満たさないのは、その否定である「 かつ 」を満たす組である。このとき 、 なので 組。よって求める個数は 。
(3) 接線 は半径 に垂直であり、 は一直線上にあるから、。また である。直角三角形 で より、 だから 。さらに より 。
点 は一直線上にあり、接弦定理から 。また なので、。したがって 、すなわち 。ゆえに 。
(4) 正六角形の辺の長さを とする。選んだ3頂点の間を円周に沿って進むとき、各区間に含まれる六角形の辺の数を とすれば、 は正の整数で 。その整数分割は 、、 の3種類である。
の場合は3頂点が連続するので、辺の長さが の二等辺三角形(正三角形を除く)となり、6個ある。 の場合は辺の長さがすべて となる正三角形で、2個ある。全体は 個だから、残る 個が求める三角形である。したがって確率は 。
この問題で使う考え方
- 三次の乗法・因数分解公式
- 複素数の四則演算
- 積の法則
- 三角比と相互関係
- 円の性質
- 組合せ
- 確率の基本法則
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