鹿児島大学/2020年度/前期
鹿児島大学 2020年 数学 第5問解答・解説
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1問題
平面上を運動する点 の描く曲線 が、時刻変数 によって と媒介変数表示されているとする。
(1) 点 の速度ベクトル を、 を用いて表せ。
(2) が動くとき、点 の速さ の最小値を求めよ。ただし、最小値をとるときの の値は求めなくてよい。
(3) で表した曲線 の方程式を求め、そのグラフの概形を下の図(あ)〜(え)の中からひとつ選べ。




(4) 曲線 で囲まれた部分の面積を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) / (2) / (3) , 図(い) / (4)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
図(い)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 点Pの位置ベクトルはであるから、速度ベクトルは である。
(2) とおく。とするとであり、だから、 であり、はその値をとる。したがっての最小値はであり、速さの最小値は である。
(3) 、より、を用いて を得る。がからまで動くので、各に対するの両方の符号が現れ、この方程式は曲線全体を表す。曲線はで軸と交わり、左右に一つずつ輪をもつ。からはのとき最大となり、その値はである。原点で交差する左右二つの輪の形なので、図はである。
(4) 右側の輪ではで上側と下側の曲線はそれぞれ、である。左右の輪は対称なので、囲まれた部分全体の面積は ここでとおくとより したがって
媒介変数表示を微分して速度を求め、速さの二乗をの二次関数として最小化する。二倍角の関係で媒介変数を消去してグラフを特定し、上下の枝を定積分して二つの輪の面積を求める。
この問題で使う考え方
- 媒介変数表示の微分
- 平方完成による最小化
- 二倍角による媒介変数消去
- 定積分による面積計算
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