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神戸大学/2000年度/前期

神戸大学 2000年 数学 第1問解答・解説

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1問題

神戸大学2000年度第1問

xyxy 平面全体が下図のような直線の配列で埋められているとする。

x軸とy軸の矢印を持つ座標図で、縦線・横線と、格子点を通る右上がりの平行な斜線が描かれている。x軸には1、2、3、4、y軸には1、2、3の目盛りがあり、原点はOと記されている。

このとき, 点 A(23,13)\displaystyle A\left(\frac{2}{3},\frac{1}{3}\right) と P(m+23,n+13)\displaystyle P\left(m+\frac{2}{3},n+\frac{1}{3}\right) について, AA から PP に至るのに横切らなければならない直線の本数の最小値を mm と nn を用いて表せ。ただし, m,nm,n は負でない整数であるとする。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

各直線を定める一次式の端点値を比較し、両点を分ける直線の本数を数える。線分APでその下限を達成する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • m+n+∣m−n∣=2max⁡(m,n) 本\displaystyle \boxed{m+n+\lvert m-n\rvert=2\max(m,n)\text{ 本}}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

図の直線は、整数 k に対する x=k、y=k、y-x=k の3種類である。  A と P の x 座標はそれぞれ 23\displaystyle \frac{2}{3}、m+23\displaystyle \frac{2}{3} なので、その間にある整数は 1,2,…\ldots,m であり、縦の直線 x=k は m 本ある。同様に、y 座標の間にある整数は 1,2,…\ldots,n であり、横の直線 y=k は n 本ある。  さらに、y-x の値は A で -13\displaystyle \frac{1}{3}、P で n-m-13\displaystyle \frac{1}{3} である。d=n-m とおく。d=0 のとき間にある整数はなく、d>0 のときは 0,1,…\ldots,d-1 の d 個、d<0 のときは d,d+1,…\ldots,-1 の -d 個である。したがって、両点を分ける斜めの直線 y-x=k は |n-m| 本ある。  これらの各直線は A と P を分けるので、どのような道を通ってもそれぞれを横切る必要がある。一方、線分 AP 上では x、y、y-x がいずれも端点の値の間を一次的に変化するから、線分 AP は上で数えた直線だけを横切る。よって最小本数は m+n+|n-m|=2max⁡\displaystyle \max(m,n) 本である。

この問題で使う考え方

  • 直線の方程式

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