神戸大学/2001年度/前期
神戸大学 2001年 数学 第1問解答・解説
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1問題
行列 を とする。次の問に答えよ。 (1) の逆行列が存在しないような の値を求めよ。 (2) の逆行列が存在するとき、 となる を を用いて表わせ。 (3) の逆行列が存在しないとき、 をみたす行列 があるような の値を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
解答を見る答えはこの解答の中にあります
解説
まず行列式を計算すると なので、逆行列を持たないのは だけです。それ以外では余因子による逆行列を に掛ければ、 が得られます。
のときは の2行に従属関係があります。したがって積 の2行も同じ関係を持たなければなりません。右辺 についてこの条件を列ごとに課すと 、 です。逆に、この条件では各列について第2式が第1式の定数倍になるため、第1式を満たす未知数を選べば解が存在します。
逆行列判定を成分で補足する。 とすると、直接乗算により 従って なら が両側の逆行列である。 なら の第2行は第1行の 倍なので、単位行列にはなり得ず逆行列は存在しない。 (3) の十分性も具体的には、 のとき とすれば となる。
この問題で使う考え方
- 逆行列
- 行列の積
- 連立一次方程式の解の存在条件
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